今まで太陽光発電のメリットについては、いろいろ説明してきましたが、あまりデメリットに触れておりませんでした。
私が実感している産業用太陽光発電のデメリット(問題点)について書いてみます。
正直デメリットは本当にそんなにないと思います。
設備が高いとか悪徳業者が結構多いなどもネット上には書かれているといると思いますが既に連系してしまって売電しているとそこはそれほど大きなデメリットには感じません。
私の感じるデメリット(課題)は以下です。
①20年後資産が残らない(正確には売電ができなくなった後)
不動産投資だと区分所有以外は、基本的には最後に土地が残るのですが、太陽光発電の場合は土地の価値の低いエリアなので資産がほとんど残りません。よって、売電でローンを返済しその後利益も出しておく必要があります。
②収入が安定しない
季節(天候)によって収入がバラつくのでキュッフローが安定しません。
そのキャッシュフローを計算してなにかしようとしても急に雨が多かったりするとキャッシュフローなしという場合などもあり、計算通りいかないことも出てくると思います。
③発電所の管理が大変
大体は田舎の土地や遠隔地に発電所があるので自分で管理したくてもなかなかいくことができないという場合が多いです。
また、不動産投資のように管理会社の体制が整っているわけではないので管理料が割高だったりします。
どちらにしても管理が大変になると思います。
④節税の範囲が狭い
ほとんど経費が掛からないので(掛かるものが限定的なので)利益に対してうまい節税の方法がなさそうです。まあその分グリーン投資減税があるのでそれをうまく使うというのはありますが。
と、私が感じるデメリットはこんなところですが、皆さんはいかがでしょうか?
メリットの方がやはり多いとは思います。