太陽光発電でトラブル相次ぐ!
yahooのトップニュースやその他のニュースでもいくつか出ていましたが、太陽光発電でトラブルが相次いでいるようです。
ただでさえでも印象がよくない太陽光発電設備がより悪いものという印象を与えかねません。
どうしようもないトラブルもありますが、事前の対応で防ぐことができるトラブルも多いのが実情です。
今回ニュースになっていてのは以下2点です。
①太陽光パネルの飛散
強風に太陽光パネルが飛ばされて近隣の住宅や車を破壊する事故や最悪の場合は人に当たって大怪我をさせてしまうという事例も発生しています。
最も重要なのは設置工事なのですが、既に発電を開始してしまっている場合は設置時の工事の責任にしてもしょうがないので各自で太陽光発電パネルの架台への接合部に緩みや錆、破損がないかを確認することが重要です。
ある程度の確認を行えば普通の風であれば飛ばされることがない状態を維持することが可能だと思います。竜巻のような突風は例外ですが、日本には毎年上陸する台風には耐えられる状態にしておくのが最低限の責任だと思っています。
②太陽高発電設備の設置場所のトラブル
法規制が全くないので空いている土地にどんどん太陽光発電設備を設置していった結果、民家が太陽高発電設備に囲まれてしまって、トラブルになっているという事例です。
これは設置する側も民家の方も被害者ではないかと個人的には考えています。
法規制上全く問題がないので設営を進めていって、気がついたら他の発電事業者で民家を囲ってしまっている状態になったのであれば、設置する側には基本的には問題は全くありません。
太陽光発電を推進しておきながら細かい法令を整備しなかった国に問題があると思います。
現状は条例を作って対応する地方自治体が増えてはきているようですが、既に手遅れの感じもあります。
民家の方は当然困るので太陽光発電事業者だけが悪者になってしまうのが実情です。
メガソーラー建設時は周辺にも最低限は説明するなどの対応は必要だと思いますが、既に発電所用に土地を買ってしまった場合などは後戻りができない実態もあります。
こうやって解決した方が良いとはなかなか言えませんが、Win-Winにできるだけ近づいてほしいとは思います。
『トラブルが多いと今後は大変』
改正FIT法で標識の設置が義務化されて、個人情報を晒さないといけなくなったのでこのようなトラブルで太陽光発電の印象が悪くなるのは本当に勘弁してほしいです。
発電事業者として最低限のルールや常識は守って対応していきたいと思っております。