太陽光パネルの法定耐用年数は17年ですが、実際の寿命は20~30年と言われております。
20年の固定買取期間で事業終了という方はこの寿命通り稼働すれば問題ないですが、20年後以降も売電するという方はできる限り寿命が延びて欲しいと願っていると思います。
私は、40年間売電することを目標にしております。
20年後の売電価格は20円以下になっていると予想していますが、返済も0になっているので売電価格が半額でも現在よりキャッシュは入ってくることになります。
よって、ローン完済後にどれだけ長く売電できるかがこの事業の最終利益を大きくする重要なポイントになります。
機材の中で寿命が問題になってくるのは、太陽光パネルとパワコンになります。
パワコンに関しては、どう頑張っても15年以内で交換が必要になるので、最低2回の交換は計画にいれてあります。
太陽光パネルに関しては、しっかりメンテナンスすれば40年はもたすことも可能(永遠に使えるとも言われている)だと言われています。
特に私が使用している、CISパネルは25年でも維持できる発電量は約93%と言われております。
よって、25年後でもまだまだ十分発電能力を持っております。
では故障を少なくして、寿命を延ばすために何をすればよいかというと、こまめな修繕だと考えています。
簡単に考えると車と同じです。
国産車などは10万kmを超えても、しっかりメンテナンスをしていて必要な消耗部品をしっかり交換していれば、20万kmでも走ることが可能です。
太陽光発電はメンテナンスフリーだからといって、20年何もしないでいるといろいろな箇所が劣化してその影響で全体の故障率も高くなると考えています。
そうならないようにするために多少の出費はあっても一定期間ごとにメンテナンスを依頼しようと考えています。
2年、5年、7年あたりではある程度大規模のメンテナンスを入れる予定です。
それまでに信頼できるメンテナンス会社をしっかりリサーチしておこうと考えています。