GWも後半で、残すところ数日ですね。
私は子供のために宝探しゲームを用意してやっと準備が終わったところです。
結構大規模な宝探しを作ったのでこれから息子がやるのが楽しみです。

さて、話は変わって、GWで夜早寝をする必要がなかったので夜な夜な太陽光発電の「出力抑制」についていろいろと調べてみたのでそのまとめを記事にしたいと思います。
FITでは、原則として電力会社が系統安定化を目的に太陽光発電所に出力制限をかける場合、「年間30日」または「360時間」という一定の上限が設定されるようになっています。
しかし上記のうち「全接続申込量」が、各地域で電力会社ごとに設定された「接続可能量」(電力会社側の設備容量の上限)と呼ばれた一定の容量閾値を超えると、その地域の電力系統網を管理する電力会社は経済産業省からの指定を受けた「指定電力会社」となり、原則とは異なるルールを適用することが可能になる。
具体的には、電力会社が後発の太陽光発電所にどれだけ出力制限をかけても補償義務が生じなくなってしまいます。
このように太陽光発電所の接続にあたっては、
「30日という“日数単位”での出力制御の上限がつくケース」
「360時間という“時間単位”での出力制御の上限がつくケース」
「無制限無補償の出力制御を強いられてしまうケース」
の3パターンがあり、それぞれを「旧ルール」「新ルール」「指定ルール」と呼ばれているようです。
さらに、それぞれの条件で接続をした事業者をそれぞれ「旧ルール事業者」「新ルール事業者」「指定ルール事業者」と呼ぶようになっています。
まとめると以下のようになります。
・旧ルール事業者 =30日という“日数単位”の上限で出力を制御される。
・新ルール事業者 =360時間という“時間単位”の上限で出力を制御される。
・指定ルール事業者 =無制限無補償の出力制御を強いられる。
現在、太陽光発電については東京電力・中部電力・関西電力を除く大手電力会社の管内は、「全接続申込量 > 接続可能量」となっているので、新規接続に関しては「指定ルール」に移行してしまっています。
指定ルールでの運用では、無制限に出力抑制をされてしまうのではないかと不安に感じている方も多いと思います。
この状態では指定ルールで新規参入してくる人はほとんどいなくなってしまうので経済産業省も公平に出力制限されるルール作りを目指しており、以下3点が示されています。
①同一ルール内での均等な出力制御の実現
現状、旧ルール、新ルール、指定ルール、という異なる3つの出力制御ルールが混在するが、それぞれのルール内では均等に出力制御を行うようにする。
②公平な出力制御
原則として、旧ルールまたは新ルール下での接続事業者が出力制御の上限に達するまでは、接続ルールに関係なく全ての発電事業者に対して公平に出力制御を行うことを原則とする。
③旧ルール事業者の出力制御枠の最大限の優先活用
指定ルール事業者に対して年間30日または360時間を超えて出力制御を行う場合には、公平性の観点から、旧ルール事業者及び新ルール事業者に対しては可能な限り上限まで出力制御を行うこととする。
簡単に言い換えると、「なるべく全事業者に対して公平に、ただし旧ルール・新ルールの出力制御の上限枠は十分使い切った上で、出力制御を行う」という内容です。
さらに現在抑制量の繰越なども検討されているようです。
どちらにしても今後この出力抑制が避けられない地域もあるようなので、ルールについてはしっかり情報収集をして行く必要がありそうです。
私もしっかりアンテナをはって進展がありしだいまた記事にしていこうと思います。
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