黒字倒産のリスク!
今日太陽光発電と不動産を投資をやっている職場の先輩と話していて黒字倒産のリスクについての話になったのでその内容について少し紹介したいと思います。
黒字倒産という言葉は聞いたことがありますか?
黒字倒産とは読んで字のごとく、黒字なのに倒産してしまう状態のことです。
事例をわかりやすく極端な例で説明したいと思います。
収入:1000万円
経費:100万円
利益:900万円
ローン返済:800万円
税金(所得税、住民税、固定資産税など):200万円
この場合毎年キャッシュは-100万円となります。
毎年100万円ずつ手持ちが減っていってしまうことになります。
利益は900万円でているので決算では黒字ということになりますが、キャッシュはマイナスの状態です。
この状態で倒産してしまうことを黒字倒産といいます。
太陽光発電と不動産投資をやっていて太陽光発電の割合が多い場合この黒字倒産のリスクが非常に高くなります。
太陽光発電は経費となる費目が少なく利益が大きくなってしまい、税金も高くなります。
さらに10年~15年の短期でローンを組んでいる方がほとんどなので返済額も多いです。
この状態で不動産投資で空室の期間が続くと決算上は黒字でも一気にキャッシュを減らしてしまう可能性があります。
この状態にならないように返済比率や投資案件の割合などは注意しながら進める必要があります。
もちろん手持ちのキャッシュが潤沢な場合は倒産の心配は減りますが、やはりキャッシュフロー経営は非常に重要だと思っています。
新規案件を購入する際はこのあたりにも十分注意するようにしてください。