まずは、皆様多くのコメントをいただきありがとうございます。
いろいろな意見がありましたが、やはりこれからの太陽光発電は簡単に利益を出すことはできないなぁというのが印象です。
そんな中今日は他の皆さんがどう感じているのか図る指標を紹介したいと思います。

固定買取制度の認定を受けた設備のうち実際に運転を開始した設備はどれくらいだと思いますか?
結構少ないだろうなぁとは思っておりましたが予想以上に少なかったです・・・
2015年の3月時点で固定買取設備の認定を受けた発電設備の総容量は8768万kWだそうです。
(参考までに国内の火力や原子力を合わせた発電設備の容量は、2億5767万kWなので、認定ベースでは国内の3割に当たる容量が固定買取設備の認定を受けたことになります)
そのうち実際に運転を開始したのは、1875kW程度に留まっており、8割近くはまだ運転をしていない計算になります。
非住宅の太陽光発電設備だけに特化しても運転開始率は2割強にとどまっているようです。(認定設備90%が非住宅の太陽光発電設備のようです)
これから運転を開始する案件も多少もあるかと思いますが、それを差し引いてもかなりの容量が運転開始をしないで終わる可能性が高いです。
32円の買取価格でもこのような状態なのでさらに買取価格が下がる今後は如何に難しいかを表していると思います。
要因はいくつかありますが、代表的なものは出力抑制の問題と連系の費用/日程の問題など思います。
後者は今回の私の3号機にもあてはまります、
皆様にコメントいただいな内容やこの数値を見ても今後の太陽光発電は普通では上手くいかないので工夫や大きなパラダイムシフトが必要になりそうです。
でもチャンスが全くないとは思わないので少ないチャンスをつかむための情報収集だけは続けたいと思います。