通りすがり(別人28号)さまからもコメントをいただいておりますが、今回の鬼怒川の決壊について太陽光発電所が原因ではないかと報道されております。
まずは、原因はさておき、今回の大雨で被害に遭われた方にお見舞い申し上げます。
一日も早い復旧を願います。

以下の東スポさんの記事をまずはご覧下さい。
常総市議会会議録などによると「堤防のない部分が1キロメートルあった」。だが、民有地部分は買収しなければ堤防建設ができず、手がつけられていなかった。さらに、決壊した場所に近い地域では昨年3月、民間の太陽光発電事業者がソーラーパネル設置のため、自然の丘陵部を幅約150メートル、高さ約2メートルにわたって掘削していたことも判明した。
この件はすでに常総市議会で問題視されており、国土交通省へ要望を出している最中だった。国土交通省広報課によると「常総市からの要請に伴い、あくまで一時的な措置として(業者側が)昨年7月に土のうを設置。土のうは2段で、高さ2メートルほどだった」という。
その後、11月にも市から堤防設置の訴えがあったが、こちらはまだ着手されていなかった。

正直、難しい問題なので私がこっちが原因でこっちが正しいということを語ることはできませんが、太陽光発電はそれなりの敷地を必要とする事業なので災害の可能性がある場所については、事前に業者と相談できる仕組みが必要になるとは思っています。
東スポさんの記事の最後にも、
この部分が決壊しなくとも、観測史上1位の降水量を記録した大雨だけに、別の部分から川があふれていた可能性もあるが…。
とありますとおり、今回の雨が想定外であったのは事実です。ただし昨今「〇〇年振り」という異常気象が増えてきているので想定の範囲を広げていくことが必要な時代になったのかもしれません。
災害を起こすために発電所を作っている人はいるはずがないので、今後は事前にその辺が想定できる世の中になることを願います。