今日は気になるニュースをみつけたので皆さんにもご紹介です。
政府はFITをはじめとする再生可能エネルギーの制度を抜本的に見直しを行い、太陽光発電に偏っていた再生可能エネルギーを他の分野も拡大し最大限増やすことを目指すようです。
(スマートジャパン記事より引用)
このように3年間で増えた再生可能エネルギー設備の96%が太陽光発電であり、電力供給の不安定を招いてしまっている状態です。
従来の制度では電源の種類別に、実際に運転を開始した発電設備の建設費と維持費をもとに買取価格の水準を決定していたので、太陽光発電のようにコストの低下が急速に進む電源の場合には、運転開始を遅らせるほど発電事業者の利潤が大きくなり、偏った導入になっている現状がある。
そこで電源別に買取価格の決定方式を分けて、5種類(太陽光、風力、地熱、中小水力、バイオマス)の再生可能エネルギーをバランスよく拡大させ、すでにFITを開始しているドイツなど先進国で採用されている4つの売電価格決定方式の中から、電源の種類ごとに最適な方法を選択することになるようです。
4つの方法は、トップランナー方式という固定価格を参考に価格を決定していく方法から完全に変動方式の入札方式までの方式がある。
風力や地熱などは、認定までの期間が数年単位で掛かるという問題もあり、普及しなかったという面もあるので、認定までの期間を短縮するための施策も各種検討していくようです。
このように政府は再生可能エネルギーをまだまだ増やしたいという狙いはありますが、太陽光発電⇒風力、地熱、中小水力、バイオマスへとシフトしながら拡大させていくことを目指しているようです。
ということは、今後風力、地熱、中小水力、バイオマスのチャンスが広がっていくということになります。
今はまだまだ個人では難しい部分がありますが、今後少しずつチャンスが出てくるのではないかと考えております。
是非とも皆様も着目してみてください。