最近よく聞かれる質問のもう一つに、不動産投資と太陽光発電のどちらを始めた方がよいですか?というのがあります。
今日はその事について書いてみようと思います。
『利回り』
まず利回りの比較ですが、太陽光発電は完全にDIYなどをしないかぎりは10~14%くらいになると思います。
不動産投資では、新築か中古か、都心か地方かなどでも異なりますが10%あれば十分と言われています。
『継続性』
利回りは上記になりますが、それが継続するかという意味では、太陽光発電は基本的によほど悪天候が続かない限りはずっと継続します。20年間は値下がりしません。
一方、不動産投資は、築年数が進むと空室や家賃の値下げがあり、利回り10%を維持するのは難しいです。
『労働』
太陽光発電は故障がないかぎりやることは、草刈りくらいです。
不動産投資は修繕の手配や退去時の対応など、太陽光発電よりはやることはあります。管理会社に任せていても調整や判断は必要です。
『ゴール』
太陽光発電は売る際は二束三文になってしまいます。
不動産投資は区分マンションでなければ、土地が残るのである程度の金額で売ることが可能です。
このあたりが差になります。
太陽光発電は売電自体で利益を得ていくという考えで不動産投資は売った時も合わせてどれくらい利益が出るかと考える点が大きな違いだと思います。
どちらも一長一短なのでどちらがいいとは言えませんが、タイミングや縁でこの時はこれをというのがあると個人的には考えています。