サラリーマンが成果を出すために必要な基本的な業務の進め方
今回はサラリーマン処世術の中で基本中の基本についてです。
わかってるよという方もいると思いますが、その順序というかどういう風に進めるべきかを解説したいと思います。
いろいろ考え方があると思いますが、私がこのやり方で上手くいっているといった内容になります。これが全てではないのであくまで事例の一つとして読んでみてください。
今現在は管理職で部下をまとめて部門として成果を出す必要があるのですが、今回は管理職になる前の担当者として成果を出す基本的な行動についてお伝えしたいと思います。
私の勤めている会社は詳しく調べていませんが、従業員は世界の関連会社込みで確実に15万人以上はいる企業です。(たぶんもっと多いです)
当然各部門・各担当ごとに分業は進んでおり、人事評価は部門の管理職が行うためその分業がされている中で成果をどう出すか成果が出ていると思ってもらえるにはどうするかが重要になります。
ちなみに管理職になる前の最後の1年の年間の残業時間は3時間だけで時間を掛けたから成果が出たというものではありません。
上司の期待するアウトプットを期限より早めに出す
一言でいうとこれです。当たり前ですよね。
少し解説します。
まずは当たり前のことからですが、自分がやりたいこととか自分の考えを盛り込むのは、ある程度上の人たちに認められてからで、とにかく最初は上司の期待に応えることを最優先にする必要があります。
認められると裁量を与えてもらえるようになるので、裁量が与えられるまでは自分の意見ではなく上司の期待に答えることが最優先です。
ここからが重要なところで、上司の期待ってどの上司ですか?という点です。これはちゃんと意識して周りを見ていたり話しを聞いていたりしないと気がつけないのですが、課長からの期待の指示なのか部長からの期待の指示なのかもっと上の人の期待の指示なのかをしっかり意識する必要があります。
もちろん直属の上司から指示が降りてくるので無視はできないですし、報告者もその直属の上司になることがほとんどだと思うので、そことは上手くやる必要がありますが、もっと上の期待だとするとその期待をしっかり理解する必要があります。
この辺のテクニックはまた別の記事で書こうと思っております。
誰からの期待かがわかったらアウトプットイメージをしっかり確認します。ここを絶対に曖昧にしないことが重要です。
どんなに自分が完璧に対応したと思ってもアウトプットイメージがあっていないとその時点で期待に応えてないとなってしまいます。
さらには手戻りが何度も必要になり、仕事が遅いというイメージにもなりかねません。
とにかくしっかりアウトプットイメージを確認してからその業務をスタートすることが重要だと思っています。
当たり前だと思う方もいるとおもうのですが、実態は結構曖昧のまま進めてる人も多いんです。本当に上司と自分と一緒にその仕事をするメンバーのアウトプットイメージが揃っているかは確認してみることをお勧めします。
最後の要素は、期限についてです。
いつまでにその仕事を終えたらいいかを確認するのは当然として、その期限に対してギリギリで終わらせるというのはNGです。
常に他の業務も前倒しを意識し、期限の最低でも1日前私は絶対に3日までには終わらせるようにしています。
追加の依頼がきたり、微修正が入ったりしても余裕をもって終わらせることができるように常にしておくことが重要です。
これを常に続けてきたため、期限ぎりぎりで残業になるということもなく、「あいつは仕事が早くて正確だ」という印象を上の方からもってもらうことができるようになり、自分の提案などもそこから聞いてもらえるようにもなりました。
このイメージを作ってしまうと残業無しで帰ってもあいつは既に終わっているからという印象で何か言われることや評価が下がることも一切ありません。
管理職となった現在も残業は皆無で毎日17:30には家に帰ってきています。
まとめ
今回の記事のまとめです。
上司の期待するアウトプットを期限より早めに出すということは以下をすることをいいます。
・とにかく最初は上司の期待に応えることを最優先にする
・誰からの指示なのかを意識してその人にあった対応をするようにする
・アウトプットイメージは業務を開始する前に明確にする
・最低でも期限の1日前できれば3日前には業務を完了するようにする(常に前倒しを意識する)
今回お伝えしたかったらサラリーマン処世術は以上になります。
サラリーマンをしながら副業やビジネスをしたいという方は、まずはサラリーマンで安定した収入を確保することと時間を確保することが重要になるので上記も意識してみてください。
現在勤めている社内でも個別に頼まれることがあるのですが、この辺りのコンサルやTTを希望する方がいましたら今後そういった講座もできるようにしたいなぁと考えているので連絡をください。