太陽光発電のシミュレーションって・・・
本日は太陽光発電のシミュレーションについてです。
私も売電量を掲載する時にシミュレーション比でよく書くのですが、このシミュレーションとはどんな数字なんでしょう?
(イメージ図)
シミュレーション値にもいろいろあるようで、今まで私はメーカーが導入時に作ってくれるっシミュレーションを基準にしておりました。
⇒私の発電所のシミュレーション値はこちら
導入時にメーカーに聞いた話だと、パネルのスペック、設置時の方角、設置角度、設置地域の日照量を元にシミュレーションを作成しているとのことでした。
よって、本来はこれらの条件を元にシミュレーションを算出すればどのツールで算出しても同じくらいになるはずですが、実際は結構差があるようです。
噂によるとメーカーのシミュレーションは若干少なめにしているという話もあるのでどれを信じたらいいかは微妙です。
シミュレーションもいろいろあるようで、今日のニュースで出ていた京都のソフト会社が太陽光発電システムシミュレーションソフトウェア「Solar Pro」の価格を約50%値下げしたというような記事も出ていました。
有料版を使用してシミュレーションをする方もいるくらいのようです。
さらに先日コメントでトミーイオさまにも以下のシミュレーションサイトも教えていただきました。
http://www.jyuri.co.jp/solarclinic/
正直いまいち使い方がわからないのですが、こちらでもシミュレーションができるようです。
ここからは私の見解です。
結局シミュレーションは基準に過ぎないと思っております。
どの数値でもいいので基準として異常がないか例年と比べてどうかというのを比較すればよいと思っております。
私の場合はメーカーのシミュレーション値を元に事業計画を立てたのでこのままメーカーのシミュレーション値を基準として毎月の発電量の判断をしていこうと思います。
私もソーラークリニックへ登録して発電量の比較をしています。
メーカーシミュレーション値は平均値の基準値であるのに対して、ソーラークリニックでは毎月の日射量実績比で比較できるので、気象の変動が取り込まれた基準になるので、より正確に把握できる。
また、近隣の同クラス発電所と比較することもできるので、発電量からトラブルを発見しやすいと思います。
私は10年保証が切れる前に、ソーラークリニックのデータから異常と判定してメーカーに相談してパネル交換しました。
交換前後での日射量比が大きく改善され安定しました。
残念ながら、現在は新たな登録の受付をしていないようです。
NEDOから落としたソフトでも
シミュレーションできることはあまり知られてませんね。
角度方角を定めると実は平均日照量から調べられます。
ただ、パネルの種類は薄膜系、単結晶、多結晶の区分けしかなく
パネルの効率などが入っていないため
正確にはなりません。
まあ日本海側および豪雪地帯以外は、1000KWh/KWで計算していただければ
それを下回ることは少ないです。
まっくんちさま
コメントありがとうございます。
ソーラークリニックの使い方がいまいちわかりません。
普通につかうとメーカーのシミュレーションよりはるかに多い発電量になってしまうので何が正しいのか判断できない感じです・・・
通りすがり(鬼)さま
コメントありがとうございます。
昨年の実績だと1380KWh/KWだったのですが、まあまあ優秀だと思っていいんですかね???
いまいち基準がわからないので優秀なのかだめなのかの判断ができない感じです。