【リパワリング】太陽光パネルの出力回復!

本日は太陽光パネルのリパワリングについてです。
リパワリングとは、経年劣化で出力が劣化した太陽光パネルに対して、部品を交換したり、設備を追加したりすることによって、出力を回復させる手法のことです。

先日、ハンファQセルズがリパワリングに関してドイツのアドラーソーラーと契約を締結したと発表しました。
このニュースだけ読んでも具体的などんな手法でリパワリングを行うのかはわかりませんでしたが、パネルの交換という手法が最も確実ではあると思います。

全てのパネルで大小の違いはありますが、太陽光パネルの経年劣化は起こります。
この経年劣化分とリパワリングに掛かる費用を総合的に考えて、リパワリングの対応を決めることになります。

出力劣化のデータとリパワリングを施したことに回復度合いを天秤にかけることになります。

20年間を想定して判断するのはそんなに簡単ではないと思っています。
これを判断するためにはやはりそれなりのデータをとって分析をしっかりする必要があると思います。

月次の発電量と月次の日射量の相関をとって、実質の劣化率がどれくらいかという計算をする必要があります。

パネルの価格が大幅に下がってきているので劣化率の高いメーカーの場合は、ある程度の年数がいったら新品に交換してしまった方がよいということが今後どんどん出てくると思います。

私の場合、お陰さまでソーラーフロンティアのパネルで今のところほとんど劣化は見られませんが、しっかりデータをとって、判断をできる準備はしておこうと思っております。

是非皆さんも一度「リパワリング」については考えてみてください!