太陽光発電関連企業の倒産 過去最多を更新!
この週末はフットサルの大会で神奈川県藤沢市まで2泊3日で遠征でした。
PCは持っていっていたのですが、試合にも負けてしまったし、疲れも溜まっていたしで昨日は久々に記事を書けませんでした。すいません。
さて今日はこの週末にYahooニュースに出ていた記事についてです。
記事の内容は「太陽光発電関連企業の倒産 過去最多を更新」というものです。
2016年の太陽光発電関連企業の倒産件数は65件となり、前年比20.4%増で過去最多の倒産件数となりました。
「販売の不振」や「業務上の失敗」が主な理由となっているようです。
FITの買取価格が40円の頃に一気太陽光発電が普及し、その時に新規参入した企業が多くありました。
そのときはこんなに急に買取価格が下がるということを予想していた人も少なく、太陽光発電は増え続けるだろうという雰囲気でした。
しかし、実際は固定買取価格は当初の半分近くまで下がり、さらに今年からは入札制度も始まる状況です。
これに伴って太陽光発電を新規で開始する量も大幅に少なくなってしまい、「販売不振」という結果になってしまっています。
この流れは今年も止まることはなく、採算確保が厳しい太陽光関連事業者の淘汰さらに加速することが予想されます。
一時の流行りで安易に事業を開始した人のせいと言えばそれまでですが、個人的には国の制度の問題も大きいと思っております。
太陽光発電を増やすことを大々的に打ち出しておきながら、現状は縮小させる方針をどんどんだしてくるので当初の想定と大きく変わってしまったという方も多いと思います。
今後は再エネの普及を今後20年、30年のスパンでどう考えるかを国にもしっかり示してほしいと思っております。