太陽光発電買取価格30年保証 Looop FITはおいしいのか?
株式式会社Looopが30年間の長期電力買取を保証するサービス「Looop FIT(ループフィット)」の提供をしております。
国が実施しているFITが産業用で20年間なのでその後10年間を保証してくれることになります。
このLooop FITがおいしいのかどうか条件はあるのかなどを検証してみようと思います。
国のFIT期間終了後は?
国がFIT期間として設定しているのが産業用で20年間です。
買い取り価格は時期によって異なりますが、最初に始めた方で42円という超高価格です。
ただし、20年経過後の買取価格がどうなるかは全く決まっていない状況です。
買い取りしないということはないと思いますが、買取価格の保証はされていないので未知数な部分が大きいです。
Looop FITの概要
概要はこんな感じでLooopの製品購入や各種サービスを契約しているかで6円での買取か7円での買取になるようです。
これを見たときに、6円???7円???と正直思ってしまいました・・・
現在36円で買取してもらっているので6円や7円では1/6以下になってしまいます。
ということは、20年経過後の国の買取価格も6円や7円になってしまう可能性が高いということなんだと思います。
正直10円くらいでは買い取ってもらえるのでは?と期待していたのでちょっとがっくりです。
結局この記事のタイトルの「Looop FITはおしいのか?」については今の段階では不明ということになってしまいます。
最低でも6円、7円で買い取ってもらえることが保証されている仕組みという感じでとらえるくらいかなというのが率直な感想です。
住宅用は順次FIT期間が終了する案件が出てくるので今後徐々にFIT期間終了後の買取価格のルールの整備が進んでいくと予想しています。
(現在11年目の住宅用は通常8円での買取となるようです)
今後Looop以外でもFIT期間終了後の買取を実施してくれるところが出てくると思うので注視していきたいと思います。
中部電力が新たに始める「これからデンキ」
のようなしくみがお得ではないでしょうか。
簡単にいうと
つくった電気を電力会社にただ売るのではなく、お客様同士のつながる場が提供されるようです。
つくった電気を貯めておき、好きな時間に自分で使う。
あるいは、他の人や自治体や企業へシェアするというとても画期的な仕組みです。
自宅に高価な蓄電池を設置しなくても電力会社に貯めておき、屋根太陽光が休止している時間帯に自分で使うことができます。
これなら、余剰買取電気代そのものは無償でもメリットがある。
逆につくった電気のつながる場を提供してもらうための費用はもちろん必要でしょう。
でも、蓄電池代用と考えるとかなりお得なサービスと言えるのではないでしょうか。
まっくちさま
コメントありがとうございます。
そのようなシステムが産業のFITが切れる前に全国的に普及するといいですね。
そうすれば20年経過後も設備が使える限り売電すると収益を上げていくことが可能になりますね。
情報ありがとうございました。