2016年に電力の小売りが完全に自由化されます。
大手電力会社による地域独占されてきた状態から市場参入規制を緩和し、市場競争がスタートします。
我々にどんな影響があるか考えてみました。
まず電力の自由化の項目として以下4つが挙げられております。
①発電の自由化
②小売の自由化
③送・配電の自由化
④発送電分離
誰からでも電力が売り買いすることが可能になり、自由に送・配電線を使用できるようになります。
この自由化によって我々発電事業者が期待できる影響としては以下2点が考えられます。
1.買取価格の値上げ
以前も記事に書きましたが新電力会社「別名:特定規模電気事業者(PPS)」が登場してきて現在の固定買取価格より高い金額で買取をしてくれる会社が増えてくることが予想されます。
競争原理が働いてくればより良い条件のところへとなり買取価格やその他の条件もよくなっていく可能性が高いと想定しております。
2.20年後以降の売電の可能性
現在の固定買取価格は20年間ということになっておりますが、自由化が進めば20年後も自由に売電することが可能になります。
よって、固定買取価格期間にとらわれる必要がなくなるはずです。
20年間のみで収支を考えている方は+アルファで売電が可能になる利益が増えていくことになると思います。
他にもいろいろ影響はあると思いますので皆様も電力の完全自由化に着目してみてください。