エコスタイル株式会社が産業用太陽光発電を含む全ての太陽光発電設備に対して「日照量補償サービス」をスタートするようです。
このサービスがどれくらいの意味を持つのかを考えてみたいと思います。
エコスタイル株式会社は、本日(7/21)よりエコスタイルで設置する全ての太陽光発電設備を対象に日照量の補償を行う新たなサービスの提供をスタートしたようです。
太陽光発電の大きなリスクである悪天候の長期化等による日照量不足から売電量低下を補償するサービスです。
住宅用ではこのようなサービスを提供する業者はいくつかあったようですが、産業用太陽光発電で日照量の低下に対する補償を行うのは業界初のようです。
サービスの内容は以下のようですが、不明な点もあります。
★補償サービスの内容
設置時期に応じた観測期間中の日照時間が基準値(当社基準値・年毎に更新)を下回り、かつ下回った時間が年間30時間を超えた場合に1時間当たり100円、年間で最大500時間分(5万円)まで補償いたします。
例)※下記は実績に基づくものではございません。
K県 基準時間 1968時間 ⇒ 結果 1949時間 -19時間 補償金額は0円
⇒基準時間との差が30時間に満たないので、補償はございません。
Y県 基準時間 1740時間 ⇒ 結果 1527時間 -213時間 補償金額は21,300円
⇒基準時間との差が30時間を越えているので1時間当たり100円補償いたします。
N県 基準時間 1691時間 ⇒ 結果 1128時間 -563時間 補償金額は50,000円
⇒基準時間との差が500時間を越えた場合でも最大50,000円の補償とさせていただきます。
疑問点は以下です。
・50kWの設備でも30kWの設備でも1時間あたり100円は同じなのか???
もしも50kWの設備で1時間あたり100円で500時間までの補償であるなら正直そこまで影響のあるサービスではないかなぁと個人的には思います。(無いよりはあった方がいいかくらいな感じです)
エコスタイルに質問してみようと思います。また詳しいことがわかったら追記致します。
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