不動産投資で中古物件をおすすめする理由

不動産投資について以下の質問をいただいたので本日はその質問に対しての回答を紹介したいと思います。
「不動産投資は、なぜ新築物件でなく、中古物件が良いのですか?」

私の中では普通のことだと思っていたのですが、なんで???と思う方が結構いらっしゃることがわかったので詳細を説明したいと思います。

不動産投資は中古物件を買うべきというのはお世話になっている不動産屋さんに不動産投資を始めた時からずっと言われてきております。私もその通りだと思っているのでその教えを忠実に守ってきている感じです。(私の考えと言うよりプロの考えです)

理由は以下の3点です。

・新築だと値段が高くて採算が取れなくなる

・中古で土地の価値がしっかりある物件だと大きな失敗にならない

・投資資金の回収期間が短い

【新築だと値段が高くて採算が取れなくなる】
新築だと建設会社の利益や広告費なども価格に含まれてしまうので、物件価格はどうしても高くなってしまいます。
土地代も込みで考えると利回りは5%程度ということもざらです。

さらに新築当初の家賃はプレミアム価格なので築年数の経過と共に家賃も下がってしまい、利回りは低下してきます。
空室リスクも徐々に高くなり、当初の計画通り行かなくなってくる可能性も徐々に高まります。

【中古で土地の価値がしっかりある物件だと大きな失敗にならない】
例えばですが、3000万円で購入した物件があるとします。
中古で土地の価値がしっかりある物件だと土地値が2700万円とかになる物件もあります。こういう物件を買っておけば単純計算で最悪即時売らないといけない状況になったとしても300万円しか損をしません。(実際は諸経費や解体費などが掛かりますが)

利回り10%で10年貸して、土地の価値で売れたとすると2700万円の利益が出せることになります。
これが新築だと土地値より建物の価格が高くなるので売却の際の価格は予想しづらいです。

【投資資金の回収期間が短い】
これも単純計算ですが、新築物件で利回り5%で20年貸すのと、中古物件で利回り10%で10年貸すのは同じ収益になります。(固定資産税や修繕費などランニングコストは抜きで考えています)

同じ収益だとすると当然短い期間で同じ収益を出せるほうが資金効率がよいのでお得になります。

実際はこんなに単純な計算ではありませんが、論理的にはこの3点が不動産投資をする際は中古物件の方が良いという理由になります。

新築でも成功している方もいるとは思うので絶対ではありませんが、私のおすすめは中古アパートです。
不動産投資をスタートするなら安めの中古アパートがよいと思います。
⇒不動産投資を始めるなら中古アパートがおすすめ!

中古を買ってリノベーションするスキームに少し興味あり

今までは中古を買って最低限の修繕をして、安めの家賃で貸すというスキームで運営をしてきたので基本的にはこの方法を続けるつもりですが、「中古を買ってリノベーションをして少し高めの家賃で貸す」という方法にも少し興味があります。

それで採算が合うのであれば悪くはないのかなぁと思ったりもしています。
昨日の記事でも少し書きましたが、リズム株式会社というところで中古を買ってリノベーションをして貸すという投資手法についての提案をしているようなので、資料請求をしてみました。

この方法が良いか悪いかはまだ何とも言えませんが、情報収集としてはなかなか面白いと思います。
以下からリズム株式会社にチェックを入れて資料請求すれば同じ資料を入手することが可能です。(もちろん無料です)