残念ながら数年後に本格的な景気低迷に陥る可能性も・・・・

先日「国のコロナ対策がちぐはぐでこのままでは日本が沈む・・・」という記事を掲載しましたが、この中で書いた内容では経済対応は全然成り立たないということが、不動産屋さんと話しててわかってきました。

本格的な景気後退は今ではなく数年後に来る可能性が高いという内容です。

※上記記事を公開した直後にGOTOトラベルの一時停止が発表されています。

以前の記事で、1年消費税を0%してコロナが落ち着いたら2%×5年で消費税12%を5年続ければOKということ書きました。

残念ながらこれでは景気低迷は防ぐことはできないということがわかりました。

なぜかというと現在コロナ特別融資を無担保・無利子で3年間返済無しで融資をしています。(既にだいぶ進んでいると思います。)

融資をはじめてから3年後が本当に事業主が苦しくなる時です。3年後に潰れてしまう店舗や企業が増えて本当に不景気になってしまうということです。(返済をできな人が大幅に増える)

その3年後が来るときに消費税の増税してしまうとさらに景気後退を加速させてしまうのです。

不動産投資物件も現在はコロナ融資が出るので物件が高止まりしています。3年後には返済できない方が多く出て物件価格も安くなる可能性が高いという話を不動産屋さんと昨日しました。

不景気にはなって欲しくないですが、安くなるのがわかっている状況で無理して物件を購入する必要もないので今はキャッシュ比率を高めておくことが重要だという結論になりました。

これは株式投資でも同じようなことがいえるので投資銘柄選びは慎重に行う必要があると思います。

じゃあどうすればというのは難しいですね・・・
感染者を減らすことと経済を回すことはトレードオフになってしまっているので、どっちかをとったらどっちかがダメになるという関係になってしまっています。

個人的には痛みも伴うけどやはりなるべく短期間で感染者を減らすことを優先し、その後経済を回すという台湾やニュージーランド方式がいいんじゃないかと考えています。

まずは今の感染拡大フェーズをどう抑えるかが最大のポイントになります。

官民と個人が一体となって対応をしたいと本当に日本が沈没してしまう可能性もあると思っています。

どちらにしても難しい状況になってしまいましたね・・・