臨時休校に対する私の課の対応!
昨日投資活動に対しても非常事態宣言だという記事を書きました。
⇒投資活動も非常事態宣言・・・大幅にキャッシュ比率を増やす
投資のみならず休校による影響は日本全国に波及しており、日常の事業運営にも悪影響もかなり出てしまうと予想されています。
臨時休校についてはいろいろ思うところがありますが、決まってしまったものはしょうがないので私の課での対応を一部紹介したいと思います。
⇒臨時休校に物申す・・・
なぜこの記事を書くかというと、出来る仕事と出来ない仕事があるのは承知していますが、出来るところは同じようにした方がいいんじゃないかと常々思っているのと、将来コンサルタントの仕事をしたいと思っているということもあり、あくまで一例として紹介することが目的です。
賛否両論あるかと思いますが、同調していただける部分があれば参考にしてください。
私の状況
企業名や詳細は書けませんが、私は課長で部下が18名います。18名のうち半数が小中学生のお子さんがいるお母様です。
業務内容は、500名以上の部門の経理関係や物品の管理や要員の管理などです。
対象の人数がそれなりにいるので仕事量はそこそこあります。
私の基本的な考え
まずは決まってしまったものはしょうがないので、迅速に判断をして今できることやっていこうというのが私の考えです。
そして、常に課員には「自分の健康と家族の健康第一」と話しています。
家族とは、お子さんだけでなく、ご両親や旦那さん(奥さん)も含めてです。
これを実現するための私の方針の一つは「メンバー全員で助け合ってチームで成果を出し、一人ひとりは自分に合った成長をする」としています。
これをここ数年ずっといってきているので、私の課ではこれが当たり前のマインドになってきています。
日常の仕事の進め方
日常でもインフルエンザで学級閉鎖や学校閉鎖などのリスクは常にあり、ご本人が怪我や病気になるリスクもあるので、そのリスク対策として、複数人のチーム体制で業務を推進しチーム内でどの業務も2人(メイン・サブ)体制」で業務を進めるようにしています。
私自身も優先順位を明確にした上でやめることはやめるという判断をしてきています。
さらに、日々効率化に向けた改善改革を進める風土を醸成しており、仕事量はそれなりにありますが、私の課は基本的には全員ほぼ残業ゼロで対応することができています。
(大きな改善を進めるときだけ多少残業で対応するということがありますが、それでも1時間程度の残業です)
臨時休校の対応
小・中学校のお子さんがいるメンバー全員に、「お子さん優先で休みを取るのはOK」という話をしました。
ただ全社のルールは私個人では変えられないので、現状は有給休暇か有給休暇の余りを貯めてある方は子の養育や家族の看護で使える休暇を使用することになります。(お母さんだけではなくお父さんも全く同じ対応です)
仕事より家族の健康を優先にしてOKで、どう優先するかは個人個人の価値観や考え方に任せるようにしています。
休む可能性があると話した方がいるチームについては、チームメンバーも入れて、業務上どのようなリスクがあるかを話し合い、遅らせる仕事・精度を100から80に落とす仕事・他のチームから応援してもらう仕事を仕訳しました。
他の方が応援しないといけない場合も1時間以内の残業で済むところまで調整し、それ以上の応援が必要になった場合は全て私が引き受けることにしました。
(たぶん私が引きうける必要はないと思っています)
その他では全員を集めて、「お子さんがいるいないに関わらず自分の健康と家族の健康を優先に行動をしてください。子供いないと休んじゃいけないという意味ではない。」ということは話しています。
日常からリスク管理をしながら運営しているので、多少の負担をしいるメンバーはいますが、そのメンバーも助け合いが当たり前の風土なので、なんとか乗り切ることができると思っております。
当然このような緊急対応をとる可能性があることは私の上長とも共有しており、OKをもらっています。
職種にもよりますが、このような仕事の進め方をしておくことで我々経営サイド(管理職側)もメンバー側(労働側)もWin-Winで進められるのではないかと思っております。
ちなみに私が家族のことで休暇をとることになってもメンバーは「代わりにやっておくことありますか?」と必ず言ってくれるので、いい関係性が築けている方だと思っています。
職種にもよりますが、このようなやり方を世に展開していければいいなぁと考えており、今回はじめて記事にしてみました。
まあとにかくコロナウイルスは早く収束してくれることを願いたいです。