「太陽光発電の2019年問題」の続報
先日の記事で動画で紹介しましたが、「太陽光発電の2019年問題」の続報です。
ニュースでも取り上げられていたのでもう少し詳しく紹介したいと思います。
⇒「太陽光発電の2019年問題」を考えるの動画はこちら
もう一度振り返ると、2019年に買取義務期間が終了する太陽光発電がでてきます。
2019年問題とは、この買取義務期間終了後にどうなるのかといった点になります。
経済産業省は、「電力会社の買取義務がなくなった後は、電力会社との相対取引で、市場価格による売電、買電を行うことは可能です」というコメントを出しています。
2019年以降に買取義務期間が終了する住宅用太陽光発電について、2019年以降に実施できる対策は3通りあるとのことです。
一つ目は、売電をせず、自家消費だけで太陽光発電を利用する。(その場合、自家消費以外の太陽光発電電力は無駄になることになります)
二つ目は、買電してくれる電力会社を探す。(電力の自由化でどこに売電してもOKなので買電してくれる会社が見つかればそこに電力を売ればOKということになります)
三つ目は、蓄電池を導入して余剰電力を蓄え、夜間などに自家利用する方法です。
蓄電池がもう少し値下がりすれば三つ目が現実的だとは思いますが、我々が気になるのは将来の産業用太陽光発電の売電期間終了後なので、2019年問題の住宅用の太陽光発電がどこかに売電できるのか?と売電できるとして1kW当たりいくらになるかです。
この点については、前回も記事に書いたように太陽光発電事業者はしっかり注目しておくべきだと思います。