仮想通貨の規制ってどういうこと?本当に悪いことなのか?

先日仮想通貨の大暴落が起こり、ネットニュースでも数多く取り上げられていました。
ビットコインバブルの崩壊かという発言も出ていましたが、実態は韓国・中国が仮想通貨の規制を強化するという情報を発端とした売り圧力が強くなったというものでした。

今日は私が考える「仮想通貨の規制強化」について記載にしてみたいと思います。

まず暴落が起こって結局どうなったかについてです。
1月17日頃大暴落が起こったのですが、1月19日頃にはだいぶ値を戻して現在は暴落前の価格の8割~9割くらいまでほとんどの通貨が戻しています。

パニック売りが多かったということですが、実態は仮想通貨やブロックチェーン技術に問題があるわけではなかったのでそこまでさげるほどではなかったということだと思います。

パニック売りの発端になったのが、韓国や中国が仮想通貨の規制を強化するという情報です。
(その後ドイツなどでも規制強化を提案するという情報が出ています)

韓国は中国は、国が大きな力を持っており個人で莫大な富を築ける非中央集権型の通貨が蔓延するのを避けたいというのがあるということと詐欺被害や犯罪などに使われているケースが多いということが理由のようです。

これだけグローバル化された世界で国単位で蔓延を防ぐというのは無理ですし、日本は完全に資本主義国家なので蔓延自体は問題にはならないと思っております。

詐欺被害や犯罪に使われるケースが多いというのは、世界共通の問題であり、法整備の遅れや法に違反した販売所の乱立が背景にあると思っています。

むしろ仮想通貨は規制を強化すべきでは?

まず「規制」と「禁止」は大きく異なります。
規制とは、『規則に従って物事を制限すること』です。

これって本当に悪いことなのか?むしろ良いことなんじゃないか?と個人的には考えております。

これから本当に利用価値のある仮想通貨が実社会で利用されるようになるには、規則や法の整備は必要なんじゃないかと思っています。
詐欺や犯罪に使われるということを減らしていかないと、むしろ仮想通貨の信頼度が下がって衰退していくんじゃないかと思っています。

日本の話でいうと、きちんと規則や法が整備されて株やFXと同じような位置づけになれば、税制も変わって申告分離課税が適用されて税率も約20%まで下がるんじゃないかなぁと思ったりしています。

もちろん規制の過程では値下がりする局面もあると思いますが、最終的にはメリットも出てくるのでは?と思っております。

例えば現在仮想通貨は累進課税なので最大で55%の税金が掛かってくるので利益を出すという前提では、数十%下がっても申告分離課税が適用されるようになれば税金を払った後の最終的な利益は規制された方が大きいという場合もあると思います。

仮想通貨が完全に禁止となってしまうと厳しいですが、世界中で禁止にするのは現実的には不可能だと思っています。

規制の過程でパニック売りになり精神的に耐えられなくなってしまう可能性もありますが、単純に仮想通貨やブロックチェーンの未来を考えるとある程度の規制は必要だというのが私個人の考えです。

そうなると今までのようにどんな仮想通貨でも値上がりするというのは終焉をむかえ、本当に利用価値のある通貨のみが価値を上げていくと思っております。

あくまで私個人の考えなのでそのようになるという保証はありませんが、仮想通貨が本当に評価されるのはこれからだと思っております。

よって、私は本日NEM(ネム)を多少買い増しました。
相変わらず一押しはリップル(XRP)ですがリップルは先日約20万円分買い増したので今回は2番目に押しているNEM(ネム)を買い増しです。

仮想通貨投資は、値動きが激しいのでしっかり根拠をもって購入することをおすすめします。(リスクも理解した上で購入すべきです)
ビットトレード

アルトコイン訴求

仮想通貨という新しい仕組みや技術に投資したいという考え方ができる方はまだ購入してもOKじゃないかなと個人的には考えています。