ポーランドズロチとユーロのスワップサヤ取りで安定して利回り11%超!

FXプライムbyGMOを利用している方は既に気づいているかもしれませんが、ポーランドズロチのスワップポイントも15円/日とかなりの高スワップになっています。

この高スワップを活用してサヤ取り投資を実施することで安全に利回り11%を実現することが可能です。
サヤ取り通しでは今までは南アフリカランドを推奨してきましたが、ポーランドズロチを使ったサラ取り投資の方がリスクが少ないので、サラ取り投資のおすす手法をポーランドズロチに変更したいと思います。

本日はポーランドズロチサヤ取り投資の詳細を説明したいと思います。

ポーランドズロチってどんな通貨?

まずはポーランドズロチってどんな通貨?についてです。

通貨の前のポーランドってどんな国?ってところから簡単に説明します。

場所は、東ヨーロッパにありドイツと隣接している国です。
2004年にEUに加盟しているのですが、通貨は独自通貨のズロチを使用し続けています。2012年からのユーロ導入を目指していたのですが当時の政府がこれを放棄して現在に至っています。

最近ポーランドが日本でものすごく取り上げられたのがサッカーワールドカップですね。
予選リーグ最終戦で0-1で負けている状態で時間稼ぎをして、そのまま負けたけど予選突破したという試合の相手国ですね。
(たぶんほとんどの方はその情報くらいしかないと思います・・・)

そんなポーランドの通貨ズロチの特徴については以下になります。

前述の通り、ポーランドはEU加盟国なのでポーランド円とユーロ円はほぼ同じ値動きをします。
相関度を計算してみると0.94以上になっているのでかなり相関度が高い通貨ペアでほぼ同じ動きをするといっても問題ないくらいの相関度だと思います。

ポーランドズロチ円は価格がユーロの約1/4と安いので必要証拠金もユーロの1/4で買うことが可能になります。

ポーランドズロチ円の買いスワップは9/25現在で15円/日です。
今までFXプライムbyGMOは10円/日だったのが9/18から15円/日に引き上げられました。

一方でユーロ円の売りはスワップ0円です。少し前までは売りでスワップポイントがもらえるという時期もありました。

相関性の高いポーランドズチロとユーロでスワップの差が大きいことがサヤ取りができる最大の要因になります。
FXプライムbyGMOで特集を組んで紹介していたので私のように反応してサヤ取り投資を始めたという方は相当数いると思います。

ポーランドズロチサヤ取り投資の手法

サヤ取り手法については以前から南アフリカランドで説明したことがあるので簡単に説明すると、売りと買いの両建てをして売りのマイナススワップと買いのプラススワップの差を利益として得ていく手法です。

南アフリカランドの時にはFX会社間のスワップ差だったのですが、今回は同じFXプライムbyGMOでほぼ同じ動きをするポーランドズチロの買いとユーロの売りのスワップ差でサヤ取りを行っていくということになります。

現在1ユーロが約133円、1ポーランドズチロが31円なのでユーロの売りに対して4.3倍のポーランドズチロを買っていくことになります。

具体的に書くと、1万ユーロの売りに対して、4.3万ポーランドズチロを買うということになります。
そうすることで、4.3×15円=64.5円のスワップを得ていくことができるということになります。

理論は何となく理解していただけたと思います。
以下で実際に運用する際にいくら入金していくら買うか?についてを説明したいと思います。(ここがかなり重要です)

ポーランドズチロとユーロのサヤ取り投資で最も注意しないといけないのが若干は価格差がでるということです。

よって、必要な必要証拠金+余裕資金(価格差分)をしっかり計算してロスカットにならないようにしておく必要があります。

ユーロ円とポーランドズロチ円の相関度が0.94以上であるといことは先ほど説明しました。(もう少し計算するとだいたい0.944です)
それを元に計算すると、ユーロ円を133円とした場合133円×(1-0.944)= 7.45円変動する可能性があるということになります。

先日のトルコリラの急落ような急変も想定するとだいたい10円の変動を見ておけば十分だということがわかります。

ユーロ円とポーランドズチロ円で価格差が4.3倍あるので、1万ユーロの売りに対して、4.3万ポーランドズチロを買うことになります。
よって、必要になる証拠金の金額は以下です。

1万ユーロ円 :約53,000円
4.3万ズロチ円:約12,400円 × 4.3 = 約53,300円

ここままで必要証拠金の額が約106,000円であるといことがわかります。

続いて余裕資金(価格差分)です。
先ほど計算したとおり相関度から考えると余裕を見て10円の価格差が出ることが想定されます。

1万ユーロ円で10円の価格差なのでこちらも約100,000円の変動となります。

よって、必要証拠金+余裕資金(価格差分)=106,000円+100,000円で約206,000円が必要ということになります。
(1万ユーロ円の売りに対して、4.3万ポーランドズチロ円を買った場合の必要な資金です)

実際はスワップも徐々にたまってくるのできりのいい20万円で投資を開始すればOKと判断しています。

ポーランドズロチサヤ取り投資の想定利回り

続いてポーランドズチロサヤ取り投資の利回りについてです。

20万円の資金で1万ユーロ円の売りに対して、4.3万ポーランドズチロ円を買うので利回りは以下の計算になります。

ユーロ円とポーランドズチロ円のスワップ差:15円×4.3-0=64.5円

20万円投資すると毎日64.5円もらえるということになります。

365日×64.5=23,542円

一年間で23,542円もらえるということになります。

20万円の投資に対して2.35万円利益なので、利回りは11.7%ということになります。

高利回りを狙いすぎて急変で大きな損をするよりは長期で安定した利益を狙える投資の方がよいので利回り11.7%で十分だと考えています。

南アフリカランドサヤ取り投資の違い

元々最も安定していると紹介していたサヤ取り投資は南アフリカランド投資でした。

今回ポーランドズチロサヤ取り投資を一押しと変更したのですが、違いが何かについても説明しようと思います。

まずは南アフリカランドサヤ取り投資について復習です。
⇒南アフリカランドスワップ2倍に!ノーリスクサヤ取りで利回り17%超

詳細は上記で説明していますが、南アフリカランドサヤ取り投資は売りも買いも南アフリカランド円で同量保有し、FX会社間のスワップ差でサヤ取りをする手法でした。
売りのマイナススワップと買いのプラススワップの差で利益を得ていきます。

完全に同じ通貨なので為替差損のリスクはゼロでこれはこれでかなり優秀な投資だったのですが、唯一のリスクとして大きく上がった場合か大きく下がった場合に片方だけロスカットになってしまう可能性があることです。

ロスカットになってすぐに反対売買ができれば損は出ないのですが、サラリーマンの方などはなかなかタイミングよくとはいかないのでロスカット後の値動きによっては大きな損失が出る可能性もあります。(大きな損は出ませんでしたが、トルコリラショックの際に南アフリカランドも暴落して実際にロスカットをくらいました

それに対してポーランドズチロサヤ取り投資は、同じFXプライムbyGMOでユーロ円の売りとポーランドズチロ円の買いを建てるので、どちらかに大きく動いても口座全体は損失と利益で相殺されてロスカットにはならないです済みます。

ポーランドズチロサヤ取り投資のリスクは、相関度0.94以上あるユーロ円とポーランドズチロ円の差が大きく変動することです。
南アフリカランドの場合は同じ通貨を売り買い両建てにしていたので絶対に発生することになかった為替差損が出る可能性が多少あります。

ただ前述した通り、相関度から計算してさらに余裕を考慮して資金投入して、利回り11%確保できるのでロスカットになる確率は南アフリカランドサヤ取り投資より低いと判断し、一押しをポーランドズチロサヤ取り投資に変更しました。

FXプライムbyGMOが最強

ポーランドズチロサヤ取り投資を行うためには、FXプライムbyGMOは必須の証券会社となります。

ポーランドズチロのスワップ15円/日ももちろん最高額ですし、先日紹介した通りメキシコペソのスワップも16円/日で最高額となりました。
⇒メキシコペソ積立投資 スワップポイント値上がりで利回り29.2%にUP!

こちらは私の現在のFXプライムbyGMOの口座状況ですが、メキシコペソの積み立てとポーランドズチロサヤ取り(100万分)を保有しています。

どちらもコツコツとスワップがたまってくるので口座の資産状況はどんどん良好になります。
メキシコペソ&ポーランドズチロサヤ取りを両方FXプライムbyGMOで実施することでさらにロスカットになる確率は低くなると思います。

基本的にどんどん高スワップに挑戦しているFX会社なので、個人的にはFXプライムbyGMOが最強のFX会社だと思っております。

メキシコペソは月2万円からポーランドズチロサヤ取りは一括で20万円から投資が可能なので興味がある方はまずはFXプライムbyGMOの口座開設をすることをおすすめします。(口座開設や口座維持はもちろん無料です)
FXプライムbyGMO