太陽光パネルが搭載されている住宅もかなり増えてきております。
その中で10kW以上の容量を搭載する住宅も結構あります。
メリットは通常10年間の余剰電力売電のところを20年間固定価格で全量売電することが可能になる点です。
この売電収入により住宅ローンの負担を軽減することが可能というのが売り文句になっております。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141011-00000549-san-bus_all
この記事を見ていただければわかりますが、このエコ住宅(太陽光発電10kW超搭載住宅)を計画する場合は注意が必要になります。
九州電力を発端とした連系保留問題でパネルは搭載したが売電が当分できないという状況になる可能性があるということです。
九州電力の場合、今回の保留は個人と事業は区別していないということで10kW以上は全て保留対象となる可能性が高いということです。
保留になった場合パネルは乗っているが売電できないという状態となり、太陽光パネル分の費用も含んだ住宅ローンを売電収入なしで返済し続けないといけなくなります。
九州電力だけの話でしょ?という考えもあると思いますが、日本全国どの地域でもいつ突然10kW以上の連系は保留となってもおかしくありません。
よって、連系が決定する前に住宅を建築してパネルを載せてしまうとタイミングによっては、パネルはのっているだけで使えないとなる場合もでてきます。
エコ住宅(太陽光発電10kW超搭載住宅)を計画する際は連系の日程も十分考慮して計画することをおすすめします。