新規の太陽光発電の設置が終了に近づいており、これから20年近く発電所を運営していく中で気になるの既存の太陽光発電の不具合です。
まず太陽光発電の不具合の事例です。

1.ホットスポットの発熱でのモジュール損傷によるもの
2.ホットスポットによる発熱でのクラスタ内通電不良によるもの
3.配線不良による断線状態
4.バイパスダイオードの不良によるもの
5.モジュール内のハンダ付け不良によるもの
6.接続コネクタの抜けによる断線状態
7.パワーコンディショナの故障・不良によるもの
8.漏電(PID)などに起因する発電不良によるもの
この中で機材の不良や断線などについては我々にはどうしようもない部分が多いですが、ホットスポットが原因のものは対応が可能です。
ホットスポットとは、太陽光モジュールに「鳥のふん」や「落葉」「砂塵」などが付着し、一部分が陰になることでその部分が発熱し、太陽光モジュールが損傷するということです。

一部分だけ陰になるというのだけ気をつける必要があるということです。
私もパネル掃除は基本的にはしていませんが、鳥のフンが付いていた時だけは拭き取りました。
最近発電所に行けていませんが、近々行ってホットスポットだけは確認しようと思っております。
皆さんもホットスポットだけは十分注意してください。