太陽光発電所1号機/2号機視察!まさかのトラブルと格闘で熱中症寸前に
灼熱の中太陽光発電所1号機と2号機の視察に行ってきました。
今日は日常点検だけで除草作業などは行わない予定でしたが、1号機で思わぬトラブルが発生し、汗だくになって作業をしてきました。
本日はトラブルの詳細と日常点検の内容を説明したいと思います。
皆さんの発電所でも同じトラブルが起こっている可能性があるので是非目を通してみてください。
1号機の日常点検とトラブル内容
まずは1号機の日常点検です。
まずは前回除草剤を撒いた効果の確認です。
⇒産業太陽光発電所の除草作業 どれくらいのスパンでどんなことをするか?
上記写真の通り、ほとんど雑草がない状態になっているので除草剤の効果はばっちりです。
フェンスの周り(外)も除草剤の効果でほとんど雑草がなくなっているので今年は8月末くらいのもう一回除草剤を撒けばOKだと思います。
続いてパワコンについてです。
こちらも電源が落ちるというようなこともなく問題なしで稼働していました。
ちょうどお昼くらいで快晴なので一日で一番発電する時間帯でしたが、瞬間の発電量は4.7kWくらいにしかなっていなく、昨日の記事でも紹介した通り熱による発電ロスがある状態でした。(本来は最高で5.5kWくらいまでは発電します)
パネルは割れなどはありませんでしたが、汚れはかなりある状態でした。
さらにパネルに触ってみると火傷をするほどの熱さで70℃以上にはなるというのは本当でした。
パネルの裏面のチェックやケーブルの断線チェック、架台のボルトの緩みチェックなどもいつも通り行いましたが問題なしでした。
これで終了で2号機に移動しようとしたのですが、架台の奥に怪しいものを発見・・・
架台の枠が手前と奥にあるのですが、奥の架台にハチの巣が・・・
手前は以前から蜂に効く殺虫剤を撒いていたのでできていなかったのですが、今まで撒いていなかったら奥の架台にハチの巣ができていました。
よくよく見てみるとこんなに大きなハチの巣もできていました。
全ての架台をチェックしたところ7、8箇所にはハチの巣ができていました。
このまま放置するとどんどん大きくなってしまうので、殺虫剤を買いにいって、ハチの巣に撒いて蜂を巣から離れさせてから棒で一個一個ハチの巣を駆除してきました。
今日は作業をする予定はなかったので半そで短パンで行ってしまい、蜂に刺されないか冷や冷やものでした。
全ての作業で1時間くらいかかりましたが、なんとかハチの巣も全て駆除して、2号機に移動です。
2号機の日常点検
2号機に行くのは3.5ヶ月ぶりでどうなっているか心配していましたが、こんな感じでした。
草はほとんど生えていなく相変わらず問題なし。
パネルも汚れていますが、割れなどはなくパワコンも普通に稼働していました。
2号機のケーブルは地中を通っているので断線の心配もほとんどなく、全く問題なしでした。
設置方法も1号機と異なり地中に杭を打つタイプで少し高い位置にパネルがくる感じになるので風通しもよく全く問題なしでした。
日常点検をしっかりしよう!
しっかり日常点検を行うことで発電ロスを減らすことが可能だと思っております。
除草作業もも雑草が生い茂る前に対応することで小さな負荷で対処することが可能です。
発電所が近くにあるという方は、1ヶ月~2ヶ月に1回は発電所に行って自主点検を行うのがおすすめです。
私はこのメンテナンスガイドブックを活用して、全て自分で管理運営しています。
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保険としての活用も検討できる案件なので資料をもらっておくといろいろ勉強になると思います。