事故物件になってしまった際の対応は?

昨日不動産投資と太陽光発電をやっている先輩から電話があり、とても残念な連絡がありました。
なんと自分のアパートが事故物件になってしまったということでした。
今後の対応についてとても悩んでいるということで、私もいろいろ考えてみました。

詳細を聞いてみると、「先週火事があって、住人の方が亡くなってしまった」ということでした。
(住人の方のご冥福をお祈りいたします)

どうやら自殺のようで、自分の部屋に火をつけてしまってようです。
火事はそこまでひどく燃えたわけではなく、その部屋だけ少し燃えた程度とのことでした。

部屋の修繕は火災保険で行うことが可能なので大きな問題になりませんが、今後の客付けには大きく影響してしまいそうです。

現在入居している方も退去する可能性は十分あり、その後募集をしても空室がかなりの数ある今の状況でわざわざ火事のあった物件を選ぶということはまずないと思います。
あるとしたら家賃を思い切り下げるしかありません。

不動産投資の最大のリスクは空室リスクですが、空室になってしまう事象で最も大変なのが事件・事故が起こることです。これだけはどうしようもないです。

今後の対応について相談を受けたのですが、売るにしても値段は大きく下げるしかないし、このまま持っていても空室になる可能性がかなり高く、八方塞がりの状況です。

唯一可能性があるとしたら、生活保護の方の専門アパートにするということくらいです。
それも既にそのようなビジネスをやっている方もいるので上手く客付けできる保証はないですし、市役所などと話をしていく必要もあると思います。

私にはこれ以上いい案がなかったのですが、他にこんな使い方はどうですか?というのがあったら教えてください。

自分の物件でもいつ事故や事件が起こるかわからないのでリスク回避の方法は事前に考えておきたいと思います。