減産に合意!でも原油価格は大幅下落・・・しかしETFは下がらずの不思議
原油の動きがとても不思議な感じになっています。
歴史的な減産合意となりましたが、残念ながら減産量より需要の低下の方が大きいという判断なのか原油価格は大幅に下がっています。
しかし、なぜが私が購入したETFは原油価格には連動せずそこそこの高値で維持している不思議な状況です。
先日の記事でもお伝えした、サウジアラビアを中心とする石油輸出国機構(OPEC)とロシアなど非加盟の主要産油国で構成する「OPECプラス」協議の結果、暫定合意した日量1000万バレルの協調減産への参加に難色を示していたメキシコに配慮し、減産の規模を日量970万バレルに引き下げて最終的に合意しました。
一応過去最大規模の減産合意です。
しかし、需要の低下の方が減産量より上回るのではないかという憶測や減産規模を1000万バレルから970万バレルに減らしたことによる影響からか原油価格は大幅に下げています。(以下チャート)
1バレル21.51ドルまで下げていて、また20ドルに迫る可能性も出てきています。
しかし、私が購入したETFはなぜかそこまで下げていません。不思議です。。。
1バレル20ドルの時に136円で購入したのですが、1バレル21ドルになってもたぶん150円台維持です。
まあ含み益を抱えたままの状態なので私にとっては良いことです。
予想では将来期限の先物の価格と微妙な関係があるのだと思います。
ということは、今はETFを買うよりCFDを買った方がよいということです。
CFDは原油価格そのものの価格で取引をするので、ETFの価格の不思議な値上がり分を考慮する必要はありません。
もっとよく考えると今含み益がある状況でETFを売って、CFDに乗り換えればいいんじゃないかと思ってきました。
とりあえずGMOクリック証券に資金を入れていつでもCFDを買える状態にしました。
原油が高騰するのが、明日なのか3か月後なのか半年後なのかは分かりませんが、確実に底値圏には推移していて歴史的減産の協調体制も決まりました。
あとは需要が増したり、先行きの展望が見えてくれば、暴騰するとは思います。
そのチャンスを逃したくなければ、ETFでもCFDでも持ち続けるしかないと思っています。
CFDにして価格調整額を回避しながら長期保有がベストなのかもしれないと思う今日この頃です。