メキシコ敗北!NAFTA2国間合意!でもメキシコペソは買い増し

NAFTAの再交渉でメキシコとアメリカ2国間で合意となりました。
合意したのでメキシコにとってはよかったんだろうと思っていましたが、中身をよくよく見てみるとメキシコの敗北でトランプ大統領の思惑通りといった結果となっています。

それもあって合意に至ったのにメキシコペソは上がらずむしろ本日は下げていました。
下げたところで買い増ししようと決めていたので本日久し振りに積み立てを実行しました。

NAFTA合意内容

NAFTA再交渉は、メキシコとアメリカの2国間で大筋合意になりました。
ただしカナダが外れていますので3ヵ国合意ではなく完全決着とはなりませんでした。

決着内容は以下です。
・自動車部品調達率は 62.5%から75%に引上げ
・部材の40~45%は時給最低16ドルの工場で生産
・自動車の輸入が上限を超えた場合米側が25%制裁関税

どこからどう見てもアメリカ側に有利な条件となっております。
メキシコ側からみるとこの条件でも合意しておいた方がメリットがあると考えたのだとは思います。

これによりカナダにも大きなプレッシャーがかかったのでアメリカ側が有利な条件で3ヵ国合意になる可能性が高くなったと思います。
(カナダ側は今のところ完全にアメリカ有利な条件に不快感を示しています)

メキシコペソ積立投資実行

このような状況でメキシコペソが少し下がってきていたので久々に積み立て投資を実施しました。

メキシコはお盆のトルコリラショックの際は下げ幅は小さく、小さいレンジの中で安定した値動きをしているので、ここで買いましてこまめにスワップをもらっておくのが賢いと判断しました。

インフレ率や失業率の経済指標もトルコや南アフリカと異なり、どちらかというと先進国に近い数値になっています。
さらに、メキシコは、人口やGDPなども予測値では今後さらに成長することが見込まれています。
(ゴールドサックスマンの予想では2050年にはメキシコはGDPで世界第3位になっていると予想しています)

NAFTAの動向がどうなるかまだまだわからない点やトルコリラを発端とした高金利通貨の懸念の広がりなど多少の問題はありますが、メキシコペソだけは今後も大きく下がることはないと判断することができたので積み立てを実行することにしました。

メキシコペソ投資の利回り

詳細は以下の記事で紹介しているので参照していただければわかりますが、このままトルコリラがレンジで推移さえしてくれれば利回りは27%を超えることになります。
⇒メキシコペソ積立投資 FX会社変更で利回り27.3%に大幅アップ!

先日のトルコリラショックで学んだのがレンジで推移してくれる通貨で無いとスワップ狙いの投資は意味がないということです。

メキシコペソは前述のとおり今後の経済状況もかなり明るいのでずっと値下がりし続けるという可能性は低いと判断して、唯一メキシコペソだけは売らずに積み立てを継続しています。

利回り27%を実現するにはスワップぽインチが15円/日のFX会社を利用する必要があります。
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スワップは13円/日です。(このままのスワップが続くようならみんなのFXに変更しようと思っています)