メキシコペソ 4月分の積立を完了しました!

ちょっと遅くなりましたが、4月分のメキシコペソの積立を完了しました。
トルコリラで初の損切りをした理由の一つにメキシコペソの保有割合を揃えたいということもあったので、メキシコペソは今後も毎月コツコツ積立ていこうと思います。(トルコリラ本日少し戻しているようですが^^;)

本日10,000メキシコペソを購入して、合計で80,000メキシコペソになりました。
合計200,000メキシコペソまでは増やしてトルコリラと保有量(円換算)を揃えていきたいと思っています。

本当は毎月2万円入金して10,000メキシコペソを購入するというやり方なのですが、私は30万円まとめて入金済みなので当分は毎月10,000メキシコペソずつ購入していくだけということになります。
(これからメキシコペソ積立投資を始める方は2万円の入金に対して10,000メキシコペソを購入していけばOKです)

メキシコペソ積立投資の利回り

メキシコペソ積立投資の現在の利回りについてです。

現在私が使っているFXプライムbyGMOでは、10,000メキシコペソ当たり15円/日のスワップポイントを得ることができます。
2万円で10,000メキシコペソを購入することを推奨しているので、10万円だと50,000メキシコペソを購入することになります。
10万円で50,000メキシコペソを購入して1年間保有した場合の利回りの計算は以下になります。

一日のスワップは、15円×5=75円です。
一年間では、365日×75円=27,375円です。

よって、10万円で27,375円を得ることができるので利回り27.38%ということになります。

メキシコペソ投資のリスクを考える

メキシコペソ積立投資の最大リスクは、メキシコペソが大幅に値下がりすることです。
下がり続けさえしなければスワップポイントがたまっていくので、上がったり下がったりしてるだけであれば大きな問題にはなりません。

過去5年間のメキシコペソのチャートです。
2015年~2016年に一度大きく下げていますが、ここ1年半は比較的安定しています。
ここ5年間の中では、現在はかなり割安圏にあり、下げトレンドの最中ということもないので、ここから下げ続けるという心配はほとんどしなくてよいと思います。

過去最低が1メキシコペソ=4.8円なので、もしも過去最低水準まで下がったとして、現在の水準から1.1円の下げですむことになります。
先ほどの利回りの計算で考えると50,000メキシコペソを保有しているという仮定なので、55,000円の含み損を抱えるという状態になります。

1年間で27,375円のスワップポイントを得ることができるので、2年間保有すればほぼ55,000円になり、損失は出ないという計算になります。

もしも逆に1メキシコペソ=7円まで上がったとすると27,375円に55,000円の利益が足されるので82,375円の利益がでることになります。
メキシコペソの場合は1円上がる可能性は十分あるので利回り80%超えという可能性もあるということになります。驚異的な数字ですよね。

上がったり下がったりはすると思うので、長期で運用するにはロスカットにさえならないようにしていればOKです。
ロスカットになってしまう水準を考えるのは簡単で「含み損+必要証拠金」が口座残高を超えるときがロスカットということになります。

2万円入金で10,000メキシコペソを購入するという方法で考えると、以下の計算になります。

FXプライムbyGMOの場合、必要証拠金は10,000メキシコペソで約2,400円です。
ちょっと余裕を見て考えてもあと17,000円分は下がってもロスカットになりません。

ということは、1メキシコペソ当たり1.7円は下がってもロスカットされないということになります。現在約5.9円なので4.2円までは下がっても耐えられるということです。
過去最安値を下回ってもまだロスカットにならないということです。

メキシコペソの今後の見通し

メキシコペソ積立投資で一番気になるのがこのメキシコペソの今後の見通しだと思います。

メキシコの政策金利は年初に利上げをしており、金利は当面はこの水準でいくと思います。(あっても追加利上げ)
今メキシコペソの動きに一番関係してくるのは、NAFTA(北米自由貿易協定)の動向です。

NAFTAとは、アメリカ、カナダ、メキシコの自由貿易協定のことで、トランプ大統領は「人件費が安く規制が緩いメキシコへの産業移転が進み、米国内での製造業衰退をもたらしている」と見て再交渉をしている状況です。

メキシコにとっては、このNAFTAからアメリカが離脱してしまうと経済に大打撃を与えるのでなんとかアメリカに留まってもらえるように何度も交渉をしてきていますが今のところ合意に至っていません。

しかし、ここに来て5月には大筋合意に至るのではという情報が出ており、合意に至ればメキシコペソは安定軌道に入ると予想されています。メキシコ側の経済相は80%の可能性で合意に達すると話しているので私はポジティブに捉えています。

トルコリラと比べてポジティブな状況にあると判断しているため、トルコリラの保有割合を減らしてメキシコペソの保有割合を増やすという方針に切り替えました。

メキシコペソ積立投資におすすめのFX会社

メキシコペソ積立投資におすすめのFX会社は以下の2社です。
どちらも10,000メキシコペソ当たり15円/日のスワップになっております。スプレッドは若干「みんなのFX」の方が小さいです。

FXプライムbyGMO[トルコリラ]

トレイダーズ証券[みんなのFX]

どちらのFX会社も私は利用しているのですが、使いやすさどちらも問題はない感じです。
毎月積立することを考えると少しでもスプレッドが小さい「みんなのFX」の方が多少有利かもしれません。