値動きを予想するのは難しい・・・

私の投資スタンスを決める基本的な考え方は「値動きを予想することはできない」という考えです。
チャートなどを見て値上がり値下がりを高確率で予想できる方もいるとは思いますが、残念ながら私にはその能力がありません。

よって、予想しないでよいものにのみ投資をしていたつもりですが、上がる下がるだけではなく「大きな値動きはないだろう」というのも予想の一つであるということを最近痛感しています。

今までトルコリラやメキシコペソについては、為替差益ではなくスワップ狙いで投資してきました。
スワップは毎日確実に入ってくるので安定した収益を見込める投資だという判断からです。

長期で考えれば確実に収益を得ることができるので投資手法としては悪くはないと思っております。
ただ、このスワップ狙いの投資は「ロスカットになるまでは下がることはないだろう」という予想の元に成り立っています。

メキシコペソはその予想の範疇の中で安定して動いているので全く問題ありませんが、トルコリラはその予想の範疇を超えて過去最安値を更新しています。
予想は難しいなぁといった感じです。

値動きを予想すると予想が外れた時の判断が冷静ではなくなってしまう傾向にあるので、できる限り予想はしないでよい投資をしていきたいなぁとは思っております。

値動きの予想しないでよい投資とは?

値動きの予想しないでよい投資として思いつくのは、成長企業の株を購入する方法です。
ウォーレンバフェットさんやひふみ投信のファンドマネージャーはこの方針で投資しています。

もちろん最終的には企業が成長することにより株価上昇を狙っているのですが、目先の株価の上がり下がりを予想するのではなく企業の成長に投資をするという考え方です。
この手法も興味があり、将来的に成長しそうな企業の株を買うことも検討しています。

候補としては、SBIホールディングスとライザップを検討しています。
SBIホールディングスは今後成長に投資してもよいかなと考えています。ライザップは、カルビーの会長の松本氏がCOOに就任するからです。
(この松本さんという方はとにかくすごい方なので興味があったら調べてみてください。)

もう一つの値動きの予想をしないでよい投資手法としては、リスクの無い(リスクの小さい)商品に投資をすることです。
貯金や国債購入などもこれの一つですが金利1%もいかないので資産を増やすというのは難しいです。

そこで着目しているのがスワップさや取り投資で、私も先日南アフリカランドでさや取り投資を開始したところです。
⇒南アフリカランド円のスワップサヤ取りでノーリスク投資を実現!

詳細は上記記事でご確認いただければと思いますが、簡単に説明すると、南アフリカランドの買いスワップ(プラス)と売りスワップ(マイナス)の差を利用した投資手法です。

GMOクリック証券で買い、買った量と同じ南アフリカランドをDMM FXで売るだけというシンプルな投資です。
買いのスワップの高い証券会社と売りのマイナススワップの少ないFX会社を組み合わせて利用することがポイントです。
GMOクリック証券

DMM FX

買いの方がスワップポイントが高いのでその差分が利益になり、為替変動に対しては買いと売りを同量持っているのでリスクがないといった考え方です。
このさや取り投資をスタートして、もう少しで1ヶ月になりますが、順調にスワップを得ており、このままいくと利回り6%は超えると思います。

値動きを予想する必要がないので精神的な負担もなく安心して放置することが可能です。
私はこのような値動きを予想しないでよい投資の方が向いていそうなので今後投資額をもっと増やしていく予定です。

SBIホールディングスとライザップももう少し分析をしてみる予定です。