産業用太陽光発電をリースではじめて節税対策!

本日は産業用太陽光発電をリースで導入するというちょっとレアな方法についてです。
リースで導入することでいろいろなメリットがあるので紹介したいと思います。
このシステムを最初から知っていれば経費の調整を上手く出来ていたと思います。

まずリースとは何か?です。
正式にはファイナンスリースのことを指します。
コピー機などではこの形式でリースをしていることがほとんどなのでご存知の方もいると思います。

太陽光発電に関する全ての設備をリース会社が購入して、使用する人がが借りるという形です。
全期間使用する人がリース料を払うということになります。
ローンで購入するのと仕組みはさほど変わりはないです。

仕組みはほとんど変わらないのですが、リースで太陽光発電を行うといくつかメリットがあるので紹介します。

①初期費用がほとんどいらない
ローンで購入する際は、頭金や諸費用が必要になりますが、リースで導入の場合は基本的には全ての費用をリース会社が最初に支払ってくれます。(全額をリース期間で均等に支払っていく感じです)
よって、初期費用はほとんど不要なので現在手持ちの現金がない場合でも導入が可能です。

②金利リスクがなくなる
ローンの場合は通常変動金利だと思うので金利が上がれば返済額が増えてしまいます。
しかしリースの場合は全期間支払額が固定されるので金利が上がっても影響を受けることがありません。

③全てのリース料を損金とできる
ローンで購入した場合は設備の購入分の償却費のみが損金となります。リースの場合はもろもろの費用込みで支払っているリース料全てを損金ろすることが可能です。
よって、リースの方が損金として扱える額の合計は多くなります。

④税の繰り延べ効果がある
リース期間を短い期間にすることで経費を前倒しすることが可能です。
リース期間を上手く調整すれば利益の多い年に経費を増やして税を繰り延べすることが可能です。

逆にデメリットも多少はあります。
リースを途中解約できないとか月々の支払いはローンより高額になる傾向があるなどのデメリットもあるのでリースがいいのかローンで購入がいいのかは総合的な判断で決めることをおすすめします。

選択肢の一つとしてリースについても是非調べてみてください。