太陽光発電 ZEN POWERが破産 全国3番目の規模

yahooのトップニュースにも出ていたので目にした方も多いかと思いますが、九州・沖縄を中心に展開していた太陽光発電関連の設備を開発していたZEN POWERが破産してしまいました。
売上の急落がものすごいので、今後も太陽光発電関連企業はかなり厳しい状況が続くのではないかと思います。

26年12月期は約74億円の売上高があったようで、これだけ見ると堅調な感じですが、これがなんと27年12月期の売上高は約5500万円にまで減少してしまったとのことで、急降下で業績が悪化してしまったようです。

今回の倒産は、FIT制度が導入された平成23年以降では全国で3番目の太陽光関連企業の倒産のようです。

大口取引先だったドイツの企業に多額の不良債権が発生したことで資金繰りが悪化してしまったなどの外的要因などもあるようですが、基本的には一気に太陽光発電関連設備が売れなくなってしまったと推測されます。

やはり、一時のブームは完全に過ぎ去ってしまい、企業側から見るとかなり苦しい状況であることは間違いないと思います。
国の政策にも問題があると個人的には思っています。

一気に盛り上げてあとは衰退させていくような政策なのでこれだと新規参入した方は誰でも厳しい状況になってしまうと思います。

もう少しゆっくりと長く続くような政策をうって欲しいものですね。

太陽光発電関連企業にはこの荒波に負けずになんとかもちこらえていただきたいと思っております。