太陽光発電国内初の「出力抑制」九州電力10月13日

太陽光発電事業者にはとても時になるニュースが飛び込んできました。
明日10月13日九州電力管内で離島を除いて国内で初めての「出力抑制」が実施されることになりました。

発電を一時停止することになるので発電事業者にとっては大きな打撃が出ることになります。

明日の天候は好天が予想されており、太陽光発電からの発電量が大幅に増えるとみられています。
その一方で、工場などの稼働は大幅に減少し、一般家庭も含めた冷房などの電力使用量も大幅に減ることが想定されています。

そのため電力の需要と供給のバランスが崩れてしまい。10月13日の午前9時~午後4時の間で約43万キロワットを抑制することとなったようです。

電力は貯めることが難しく、常に需要と供給を一致させる必要があるが、原発が4基稼働したこともあり、需要に対して大幅に供給が上回る状態になってしまう。

需要と供給のバランスが崩れてしまうと、様々なトラブルの原因となり、大規模な停電につながるとされています。
大規模停電の未然に防ぐ対策として、「出力抑制」を行うこととなります。

九州電力の発表によると、14日にも出力抑制を実施する可能性があるとしています。
さらに今後も、電力需要の低下する休日には出力抑制を行うケースが想定され、九州電力はその度停止回数が均等になるように対象の事業者を選ぶようです。

選ばれてしまった発電所は大幅な発電ロスにつながり収益を悪化させることになります。

原発の再稼働と出力抑制は大きくかかわっているので今後も原発が再移動していくとそのエリアでは供給が需要を大きく上回ることが増え、出力抑制を実施する機会が増えてくることが予想されます。

今後もこの「出力抑制」については注視していきたいと思います。