消費増税で売電額アップ!天候不良を相殺!

10月1日より消費税が10%になりました。

軽減税率などわかりにくいものも多いのですが、既存の太陽光発電事業者に対してはメリットとなっております。(全員ではありませんが)

消費税増税で売電がどうなるかについて紹介したいと思います。

まずは太陽光発電における消費税については簡単に説明します。

発電事業者が電力会社に売電をするときは、FIT価格+消費税で売電をすることになります。
私の例でいくと以下です。

『2019年9月30日迄』
FIT36円+消費税8%=38.88円

『2019年10月1日から』
FIT36円+消費税10%=39.6円

売電額が増えるということになります。

消費税分についてはどうせ後で納税しないといけないんでしょ?と思う方もいると思いますが、免税になる人も多いんです。

消費税は課税売上高が1000万円を超えない場合は免税業者となり、納税する必要がありません。(そのうち変わるかもしれないですが・・・)
これは太陽光発電に限った話ではなく全ての事業で共通です。

よって、低圧3基くらいまでであれば1000万円は超えないので免税業者となり消費増税分は利益が増えるということになります。

よーーく考えないといけないのは、今まで消費税8%で売電収入が1000万円弱だった方です。
2%の増税で売電額が増えて1000万円を超えてしまうと10%分を納税する必要があります。

あとは消費税の還付を受けるかどうか悩んでいる方です。
自ら納税業者になると申請をすれば発電所設営の際に掛かった消費税の還付を受けることができますが、3期目までは納税業者となってしまうので3期分消費税を納める必要があるのでどちらが得はしっかり計算する必要があります。

私は50kW以下の低圧を2基しかもっていないので、免税業者で2%分の収入が増えることになります。

どれだけ増えるかを計算してみたのですが、年間で約9万円です。

9万円でも十分嬉しい額ではありますが、今年は天候が悪くここまでの累計は過去最低の売電額となっており、一番いい年と比べると▲15万円です。

私の場合は天候不良の分を消費増税で一部相殺してもらっているという感じくらいになるのかなと思っております。

ただ逆にいうと天候が悪くて過去最悪の累計売電額でも2%の増税でカバーできる程度しか収入は落ちないということで、太陽光発電の安定感の高さを示していることにもなると思っております。

このような安定した不良所得を得ていきたいという方は以下の記事も参照してみてください。
⇒【太陽光発電事業者必須】メガ発コラム&会員向け情報!
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