冬にもパワコンの電源が落ちる?!
今日は太陽光発電のトラブルについてです。
夏場はメインブレーカーが落ちてよくパワコンの電源が落ちたというのを聞きますが、冬場も電源が落ちることはあるのでしょうか?
通常は夏や春などの発電量の多い時期に過電流が流れてブレーカーが落ちて電源が落ちるということはあるようですが、冬は過電流が流れることはないので電源が落ちることはないのでしょうか?
電源が落ちるロジックはわかりませんが、冬にもパワコンの電源が落ちることがあるようです。
夏より可能性は少ないですが、落雷や積雪時に電源が落ちることや低温時に落ちることもあるようです。
ここ昨年冬は発電所にほとんどいかなかったのですが、このブログの読者様から冬もパワコンの電源が落ちることがあると聞いたので今年は結構行っております。
週末に久しぶりに2号機の視察にも行ってこようと思います。
パネルの汚れ具合も確認して2号機の清掃計画も立てるつもりです。
ブレーカが落ちるのは、過電流よりは漏電によるものが大半ではないでしょうか。
過電流で落ちる場合はもともと電流容量の選定誤りが多いのでは。
普通の家電ですと、洗濯機などが古くなるとモータの絶縁が低下して漏電につながります。
パワコンの場合は、機器の絶縁劣化が進んだとは考えにくい。
自然劣化ではなく、接続系統ラインに雨水が侵入するなどの原因が考えられます。
パワコンだけでなく接続箱や分電盤への雨水進入跡がないかなど点検されることをお勧めします。
漏電が主原因であれば、季節は関係ないでしょう。冬は乾燥していますが、雨が降れば湿気が入り漏電につながります。
パワコンを複数台設置している場合、ブレーカの選定はどうなっているか、パワコン一台ごとに漏電検知機能の付いたブレーカであるか、メインブレーカだけに漏電機能がついているかで現象が異なります。
メインよりはパワコンごとに漏電機能を付けた方が売電ロスが少なくなります。
長々と失礼しました。
まっくんちさま
コメントありがとうございます。
漏電が原因のことも多いようですね。
私はまだ電源が落ちたことはありませんが、漏電についても対策をしっかりしようと思います。