ソーラーフロンティアが新パネルの量産を開始
今日は日経新聞にでていた記事について記載してみようと思います。
ソーラーフロンティアの175Wパネルの量産を開始するという記事が掲載されていました。
従来製品と比較すると5W上がった新製品の量産ということになります。
とある業者のメルマガではこの5W上がることによるメリットを以下のようにシミュレーションしております。
従来の170Wパネルと比較すると、設置容量は4.08kWから4.2kWになり、120W設置容量が増えます。
売電価格が31円と仮定すると、年間4,464円売電価格が増えます。
(※増加分が全て売電でき、1kWあたりの年間発電量を1200kWhで計算しています)
固定買い取り期間10年の間で44,640円メリットが増える事になります。
記事によりますと、価格帯も同程度に抑える意向のようです。
同じ価格で購入できたとすると、単純に44,640円お得になるので、非常に良いニュースです。
これは住宅用でのシミュレーションですが低圧の産業用であればざっくり10倍した数値がメリットということになります。
このニュースでのポイントは、「価格帯も同程度に抑える」という点です。
もしも本当に170Wのパネルと価格が同じであれば迷わず175Wのパネルを選ぶべきです。しかし、175Wのパネルの方が高いということであれば考える必要があると思います。
というのも新発売になったパネルは誤差が少ないのです。
どういうことかというと例えば170Wのパネルであれば、170W~174Wのパネルということになりますが、175Wのパネルだとなんとか175Wで量産が可能になったという製品なので175Wからの上ぶれする量はかなり少なくなります。
よって、170Wと175Wの価格差がしっかりあるのであれば170Wのパネルの方が誤差分でお得になるのです。
この考え方で私は当時最新では無かった160Wのパネルを選びました。
もちろん同じ面積でより多くの容量を設置したい場合は175Wの有利です。
これからパネルを選ぶ方は、これらの考え方も十分考慮してこの新製品の175Wのパネルを選ぶかを決めてみてください。