管理会社は重要その2を書く予定でしたが九州電力の正式見解がでたのでそれについて考えてみたいと思います。

【分譲案件の場合】
連系まで込での契約がほとんどだと思うので連系が保留になった案件はキャンセルということになると思います。連携費用の通知が来ている案件はそのまま進められるので問題なしです。

【個人で土地を調達して実施する場合】
これはいくつかパターンがありますが、一番問題なのは土地も購入しパネルも設置してしまいあとは連系の回答を待つだけとなっていた案件です。ローンを使っていない場合はただひたすら待つことができると思いますが、ローンの返済が始まっている場合は大変です。
九電に保留期間の確認をしてつなぎローンで凌ぐべきか、少しでも資金を回収するためにパネルを中古で売るべきか大変厳しい選択が必要になってしまうと思います。
土地だけ買ってしまった場合は、その後の工事は一切進めずその状態で待つしかないと思います。
土地が同じくらいの値段で売れるのであれば売ってしまうのも選択の一つだと思います。
以上の見解から、他の地域で気をつけることは、電力会社と契約を結ぶまでは絶対にパネル設置はもちろん土地の購入も進めない方がいいです。

他の地域でもいつ同じように保留となるかわかりません。
既に土地を買ってしまったしまった人はとにかく電力会社との契約を急ぐのが重要だと思います。
どちらにしてもこれから産業用太陽光発電を実施する場合は慎重に行動することが大事になってくると思います。