1号機2号機の実利回りを計算してみました

先日の記事で売電価格21円でも採算がとれるのか?という記事を書きましたが、そもそも現在の状況がどうなのかをしっかり把握できていませんでした。
⇒太陽光発電は21円でも採算がとれるのか?の記事はこちら
今日はここまでの1号機と2号機の実質利回りを計算してみたのでお知らせします。

細かい数値までは算出せずざっくりですが、以下の項目を全て含めて計算しています。

【導入費用】
部材代(パネル、架台、パワコン、etc)、土地代(売買の場合)、設置工賃、連系費用、生地代、フェンス代

【ランキングコスト】
各種税金、メンテナンス代(除草、パネル清掃)、地代(賃貸の場合)

【収入】
2015年と2016年の年間収入の平均値を算出

基本的には大きなお金の動きは上記の項目くらいだと思います。
これらを元に1号機2号機それぞれの実質利回りは以下になります。

1号機:実質利回り11.6%
2号機:実質利回り13.1%

2号機はかなり優秀な数値であることがわかりました。

1号機と2号機の利回りの差はなにかというと、土地が売買か賃貸かの違いはありますが、これは20年間で土地代として掛かる金額はほぼ同じなのでさほど差はないです。

大きな差は、売電額とメンテナンス代です。

売電額は1号機が230万円強/年、2号機が215万円強/年です。
パネル容量は、46kWと40kWと結構差があるのですが、売電額は15万円しか変わらないので2号機がかなり発電しているのがわかります。

メンテナンス代については、2号機はここまでメンテンス全く無しなので0円です。
1号機は除草にそれなるに費用が掛かっているので収益を圧迫しています。

この2点の差で実質利回りでいうとかなり差が出ています。

実質利回りで11%超えていれば十分な数値だと自分では思っているのでどちらも合格は合格です。
2号機がものすごく優秀なのでこのままの調子で発電してくれることを期待したいです。

皆様の全て込み込みの実質利回りはどれくらいでしょうか????