メキシコペソ積立完了!メキシコペソの今後の見通しは?

本日メキシコペソの積立を完了しました。
1メキシコペソ=5.4円を切った5.386円で1万メキシコペソ買い増しすることができました。

現在既に5.4円に戻しているのでなかなかいいところで買えたのではないかなぁと思っております。
本日はメキシコペソの今後の見通しについて記載したいと思います。

現在私は毎月2万円を入金して、1万メキシコペソを積み立てるというのを続けております。
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直近のメキシコペソ動向

まずは直近のメキシコペソの動向です。

ここ数ヶ月は下落傾向にあり、昨日1年ぶりに安値で5.4円を切る水準となりました。

理由は明確でNAFTAの交渉が難航しているからです。
なかなか決着がつかない状況にトランプ大統領が嫌気がさし、メキシコ、カナダとそれぞれ個別に交渉し、2国間協定を結ぶと言い出したので一段と下げたという状況です。

簡単にいうとNAFTAを破棄するということを言っているということになります。

明日は、メキシコ消費者物価指数が発表されるのでその結果しだいではさらに下げる可能性もあります。
現在は一旦5.4円まで戻しているので下がったところで買い増しと考えて行動している人も多いんだと思います。

メキシコペソの中長期的見通し

ここまでは短期的なメキシコペソの状況では、中長期の視点でも考えてみたいと思います。

高金利通貨(トルコリラ、メキシコペソ、南アフリカランド)の中でメキシコペソは最もリスクが低いといわれております。
メキシコペソは本当にリスクが低いのか?なぜメキシコペソがリスクが低いと言われているのか?調べてみました。

結論から書くと、メキシコペソは高金利通貨の中でも最もリスクが低いと言って間違いないと思います。
何が起こるかはわからない世の中なので絶対とは言えませんが、各種データ的には圧倒的にリスクは低い状況です。

1.GDP世界5位の予想
ゴールドサックスマンの2050年時点のGDP予想ではメキシコが世界5位になっていると予想されています。
中国、アメリカ、インド、ブラジル、メキシコの順で日本は8位予想なので完全に抜かれている予想となっています。

2.人口が増え続ける
メキシコの人口は継続的に増える予想で、今現在日本と同じような人口なのですが2030年には大幅に日本を上回る予測になっております。
人口が増えると労働者が増えるので経済が発展していくというロジックです。

3.アメリカの経済発展と一緒に成長する
今現在はNAFTAの交渉の影響でアメリカとは若干の対立状況ですが、アメリカ側から見てもメキシコとの関係は良くしておく方が経済に対しては間違いなくプラスです。
中長期的に見ればアメリカの購買力とメキシコの労働力で均衡がとれるので隣国のアメリカと一緒に成長をしていくことになると思います。

4.世界6位の産油国である
意外かもしれませんがメキシコは、産油量世界6位、銀生産量世界2位、さらには世界一の広さの天然塩田などもあり世界有数の資源大国なんです。
この豊富な資源が経済にプラスに働くことは間違いないと思います。

5.失業率、インフレ率が低い
失業率とインフレ率を高金利通貨3か国で比較すると以下になります。

『失業率』
メキシコ:3.4%
トルコ:10.6%
南アフリカ:27.3%

『インフレ率』
メキシコ:4.5%
トルコ:12.1%
南アフリカ:4.5%

この数値だけ比較してもメキシコペソがリスクが一番低いというのがわかると思います。

短期的な下げは買い増しチャンス

短期的にはNAFTAの問題やメキシコ大統領選など不確定な要素もありますが、中長期的にはかなり安定している通貨といってもよいと思っております。

NAFTA交渉の難航による一時的な下げは買い増しチャンスと考えております。
それでも一気に大量のメキシコペソ購入するのはリスクがあると思うので、下がったところで少しずつ積み立てするというのが最適な投資手法だと個人的には考えております。

最後に、メキシコペソをFXで取引する場合のおすすめFX業者について紹介します。
スワップポイントで考えるとセントラル短資FXが1万通貨当たり16円/日で最高値です。
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