トランプ大統領関税発動!メキシコも報告措置へ!
7月のメキシコ大統領選までに合意を目指していたNAFTA再交渉は、合意に達するのはかなり難しい状況となってしまいました。
アメリカが、鉄鋼・アルミに対する追加関税を決め、メキシコもそれに対する対抗措置を決めました。
アメリカはEUやカナダにも関税を課すことを決めており、今後市場に大きな影響を与える可能性が高くなってしまいました。
「米国の決定は非常に遺憾で決して容認できない」とメキシコ政府は即座に声明を発表しました。
声明では、対抗措置として鉄鋼製品・豚肉やリンゴ・チーズなどの農畜産品などを「メキシコへの影響額と同じ額まで米国が措置を続ける限り対抗措置として続ける」と断固たる姿勢を示しております。
メキシコの鉄鋼業界は4000億円以上輸出に影響が出る恐れがあり、メキシコ国内の雇用にも大打撃となる可能性があります。
メキシコ経済への影響も避けられなくなってきており、今後のメキシコペソの動向には注意が必要です。
現在1メキシコペソ=5.5円を下回っている水準で、ここ1年の最安値水準までメキシコペソ安が進んでおります。
私のメキシコペソ口座の状況ですが、メキシコペソ自体は下がっている状況ではありますが、損失はまだ16,000円しか出ておらずまだ損失として意識する必要はない水準です。
スワップを毎日150円ずつ得ているのも大きいと思います。
本日は買い増しはしないで様子を見ますが、来週になってもまだ5.5円以下で推移するようであれば、今月分の積立を早めに実行しようと思います。
メキシコペソは値下がりしているといっても変動範囲が小さいので、しっかりスワップをゲットしながら長期で保有して利益を出して行けるようにしたいと考えております。
NAFTA交渉の状況やアメリカの関税措置の対応などの状況は引き続き注視していこうとは思います。
ちょうど5月が終わったところなので、メキシコペソの各証券会社5月スワップ累計額を計算してみました。
ベスト3を紹介したいと思います。
10万メキシコペソ当たりの5月の累計スワップ額です。
1位:みんなのFX(4,230円)
2位:FXプライム byGMO(4,200円)
3位:外為オンラインくりっく365(3,503円)
「みんなのFX」と「FXプライム byGMO」が断トツでスワップ額が大きいのでメキシコペソ積立投資をする場合はこの二つのどちらかを使うことになると思います。
私はどちらの証券会社も利用していますが、使いやすさはどちらも同じでスプレッドが若干みんなのFXの方が安いので、細かく見ると一番有利なFX会社は「みんなのFX」になります。