トルコリラ・メキシコペソの状況 投資方針は?

トルコリラとメキシコペソの状況についてです。
特にトルコリラはかなり下がってきているので今後の投資方針についても記載したいと思います。

損切りするか悩んでいるという方は判断の参考にしてみてください。

トルコリラの状況

まずトルコリラの状況です。
以下のチャートを見ていただければわかるように1トルコリラ=24.5円くらいまで下げており、下げ傾向が止まる気配は今のところありません。

エルドラン大統領の金融政策に対する発言の影響が大きいですが、そもそも政策金利8%に対してインフレ率が10%以上と大きく上回っている状況なので、まだまだ値下がり余地があるということになります。
その分利上げの可能性も高くなるので利上げでトルコリラが上がるという可能性も十分あるとは思っております。

1トルコリラ=30円以上から保有していたという方も多いはずで、そろそろ為替差損に耐えられなくなっているというのも実情だとは思います。

ただ1トルコリラ=40円台から2年半にわたって保有しているという方は、4割以上為替差損が発生していますがそれと同じくらいわいスワップポイントが発生しているようで、もう少しでスワップ分で利益がでるという状況にあるようです。

トルコリラが大幅に下がっているにもかかわらず、「みんなのFX」では1万トルコリラ当たりのスワップポイントを100円/日をキープしています。
詳細は以下の記事で説明しておりますが、
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「みんなのFX」で長期に保有することができれば利回りは36.5%と2年間で7%値下がりしても利益が出るという計算になります。
さらにもっと未来の情報としては、23年からトルコ周辺に眠っていることがわかっている石油の採掘が解禁されます。産油国になれば一気にトルコリラが上がることが予想されるので2023年まで長期で待てるという方はそこまで保有するのもありだと思います。

その際にはある程度の含み益を覚悟してロスカットにならないようにすることが大事になります。
スワップポイントも重要になってくるのでこれから始める人は「みんなのFX」でトルコリラを購入することをおすすめします。
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メキシコペソの状況

続いてメキシコペソの状況です。
メキシコペソも1メキシコペソ=5.56円と直近数ヶ月では最も安い水準となっております。

ただ、メキシコペソは下がり一辺倒ではないので、そこまで大きな値下がりではありません。平均取得単価も低いのでほとんど含み損もない状況です。

政策金利は7.5%とインフレ率の4%台を大きく上回っており、利下げの懸念はあるものの値上がり余地は十分にあると思っております。
隣国のアメリカの好調な経済もプラス要因でNAFTAが妥結すればすぐに1円近く値上がりする可能性があると思っております。

高スワップのFX会社は「FXプライムbyGMO」と「みんなのFX」が同額で1万円メキシコペソ当たり15円/日となっております。
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メキシコペソは、スワップ&為替差益を狙うことができそうなので現状はトルコリラより保有しやすいと思います。
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トルコリラ・メキシコペソの状況まとめ

目先を考えるとメキシコペソの方が保有しやすいとは思います。
トルコリラは、さらに下げる可能性もあるので損切りしてメキシコペソに乗り換えるという戦略も選択肢の一つだとは思います。

私はどうするかというともう少しトルコリラもメキシコペソも保有したまま様子を見たいと思います。
トルコリラは全て「みんなのFX」で買い替える予定です。