平成30年度 FIT買取価格18円へ値下がりへ
2月7日に経済産業省から平成30年度(2018年度)の太陽光発電(10kW以上)の買取り価格案が発表されました。
平成29年度から3円値下がりの1kW当たり18円となる見込みです。
太陽光発電事業を行うにはさらにコスト削減努力が求められることになります。
FIT制度が始まった時の買取価格が40円だったのでついに半分以下の買い取り価格になったということになります。
さすがに18円では相当のコスト削減をしないと採算が取れなくなってくると思います。
土地から探して格安のパネルを格安で設置してということができればなんとかなるかもしれませんが、相当の行動力がある方でないと難しいと思います。
ただ購入時に行動をしてしまえば、あとはほぼ不労で安定した収入を得ることができるので行動するだけの価値はまだあるとは思います。
もう一つ買取価格が下がると厳しくなるのが融資です。
銀行は18円の買取価格で採算がとれるかの計算をするようになるので、融資額の上限が下がってきて頭金がある程度必要になるかもしれません。
よって、太陽光発電を購入したい、増やしたいという方がチャンスがあるとすれば、買取価格の高い分譲案件を購入するということになると思います。
分譲案件の掲載量が充実しているメガ発さん、タイナビさんのサイトにはここ数日の間も出力抑制無しで利回り11%以上の案件が複数アップされています。
しっかりチェックしていればまだまだ優良案件が掲載されると思うので太陽光発電を本気で購入したいと考えている方はサイトを2,3日に一回はチェックするようにしてみてください。
もしもまだ無料会員になっていない方がいれば以下から会員登録はしておいた方がいいと思います。
何度も記載していますが、完全に無料で勧誘なども一切ありません。
会員限定案件が閲覧できたり、優良物件の情報がメールが届いたり、e-book(太陽光発電投資の基本)を無料でダウンロードできたりするメリットがあります。
D○○.comで最安値のパネルを100kw購入するとW単価40円です。
今は、100kwの超過積載でもパネル費用はたったの400万円です。
800万円あれば、パワコン、架台など設備一式が購入できます。
土地が200万円とすると合計1000万円です。
売電収入は、18円ても100kwの過積載であれば200万円弱はあります。
私の場合は、自社施工なので、作業費はかかりません。
よって、18円でも表面利回りは18%〜20%出せます。
21円で10箇所認定を申請しました。
18円でも10箇所目標に頑張ります。
18円は確かに融資が難しくなります。
そこで、私は2つの方法でお金を回す予定です。
1つ目は、銀行から提案があった個人所有の発電所を妻の法人に売却する方法です。
最初に作った36円案件の200kwの発電所は、5年ローンだったので今年でローンが終わります。それを法人に売却して、そのお金を見せ金にして、さらに融資を受けます。
2つ目はリースです。土地と作業費を自己資金で払い、設備をリースして、リース終了後に買い取る方法です。リース料は毎月経費にできるメリットがあります。また私は自社施工なので自己資金の支出は少なくできます。