2014年は残念ながら法人化はできませんでした。
2015年こそ法人化を真剣に考えたいと思います。
太陽光発電や不動産投資で法人化するメリットをもう一度整理してみようと思います。
①節税がしやすくなる
個人では経費に認められにくい、家賃や光熱費さらには車の費用等についても経費として認められる可能性が高くなります。
また、家族などを社員として雇用し、給与額を自分で決めてそれを経費にすることも可能になります。
中小企業倒産防止共済などに加入し、それを経費として計上することできます。
②損失が9年間繰り越せる
個人は3年までしか損失を繰越しできませんが法人は9年まで繰越が可能です。
グリーン投資減税を使って全額償却をした際は法人であれば9年までは損失を繰り越すことができるようになります。
③副業禁止の場合会社にバレないようにすることが可能
個人の場合は損失が出た場合は総合課税なので住民税に変動が出て会社にバレてしましいます。
法人化することによって、個人の住民税は変動させずに事業を行うことが可能になります。
④第三者の保証人なしで融資が受けられることがある
個人の場合は低金利で融資を受けるためには、配偶者や親族等第三者の保証人が必要になります。
法人の場合は、社長(本人)の個人保証のみで低金利で融資を受けられる可能性があります。
逆に注意しないといけない点もあります。
①個人より税率が高くなることがある
法人の税率は最低でも26%以上になり、年7万円の住民税が固定的に発生します。
よって、個人での収入が大きくない場合は税率は個人の方が低くなる場合があるので注意が必要になります。
既に個人での税率が30%以上の方は確実に法人化した方が得ということになります。
②設立・維持費用がある程度は必要
設立時の費用がある程度は必要になります。さらに決済(申告)時の手続きを税理士さんや会計事務所にお願いすることになります。個人の時と比べると必要になる書類が増えるため費用が高くなりその費用は年毎または月毎に発生することになります。
このようなメリット/デメリットを総合的に考えて来年にはどうすべきか判断したいと思います。