お正月のテレビ番組を見て思ったこと・・・

今年の正月休みは9連休だったので、だいぶのんびりすることができました。
テレビも結構見たのですが、一つだけものすごく印象に残っている番組があります。

1月3日にTBSで放送されていた「消えた天才」です。
青山学院大学でNo.1の才能を持った天才ランナー 出岐雄大さんについてがものすごく印象に残っています。


(出典:http://misoblog.hateblo.jp)

山の神・神野大地が絶対に勝てなかった天才は、 25歳という若さで電撃引退されたそうです。

【経歴】
青山学院大学の駅伝については詳しい方は結構いらっしゃるかと思いますが、出岐雄大さんについては知らない方も多いと思うので簡単に経歴を紹介しておきます。

中学時代はサッカー部に所属し、北陽台高校に入学後もサッカー部に所属していたが、助っ人として駅伝に出場した際に陸上部顧問の勧誘を受けて陸上部に入部します。

陸上部転向1年目の高校2年時に、佐賀インターハイ・3000mSCで全国大会に進み、決勝進出を果たして15位、さらに高校3年時の埼玉インターハイも1500mと3000mSCで全国大会に進んでいます。

2009年に青山学院大学駅伝部の原監督から熱烈なスカウトを受け、青学に入学します。

当時の青山学院大学はまだ強豪校ではなく、箱根駅伝優勝を目標としていましたがシードを取るのがやっとの成績でした。

そんな中、出岐雄大さんは11人抜きなどの驚異的な走りでチームに貢献し青山学院大学が注目されるきっかけになったり後に箱根駅伝4連覇出来るような強豪校になったのも出岐雄大さんがいたからと原監督も話していました。

青山学院大学卒業後は中国電力に入社し、中国電力の選手として長距離競技を続けリオネジャネイロオリンピックを目指し東京マラソンに出場しましたが、その後突然引退をしています。

東京マラソンでは五輪代表の有力候補の一角にあげられていた選手の25歳での電撃的な引退で関係者はかなりの驚きだったようです。

【出岐雄大さんが引退した理由】
ここからが私が印象に残った部分です。

出岐雄大さんがなぜ引退したかを聞いたところ以下の回答でした。

「走るのが好きでなかったから」

好きでないことをやり続けるのにモチベーションが全く上がらなかったからだそうです。

衝撃です!!!
ものすごくよくわかるんです。。。

得意なことと好きなことは必ずしも同じじゃないです!
好きじゃないことを続けるのって結構苦痛です。

サラリーマンにはすごく多いんじゃないでしょうか?

私もその一人です。
マネージメントや今の仕事内容は得意なんです。定時までに人の倍の仕事はできるんです。

でも好きじゃないんですよ・・・

オリンピックに出れるかもというようなものすごい得意なことがある方が「好きじゃないから、モチベーションがあがらないから」という理由で辞められたという勇気もすごいと思いました。

人生一度だから「出岐雄大さん」の生き方は素晴らしいと思います。

現在、出岐雄大さんは四国電力で営業の仕事をされているようです。

とにかくお正月のテレビ番組ではこの出岐雄大さんのコーナーが強烈に印象に残りました!

私も好きでないことを無理にしないでいい日がくること願って2019年も頑張ろうと思います!