投資はすべきだけど分散投資はしておこう!
年金だけでは不十分で2000万円は自分でためないといけないという発表を金融庁がしました。
⇒老後に2000万円必要『金融庁が発表』
日本はGDPでは世界3位なのになぜこんこことになるんでしょうか?理由は二つあると思います
今回はその二つの理由とそのうち一つの理由についての対策を考えてみたいと思います。
日本人が老後の資金が足りなくなる二つの理由
①社会保障が不十分
②投資をしていない
ほぼほぼこの二つの理由が日本人の老後の生活を厳しいものにしていると私は考えています。
社会保障が不十分
北欧の国などは日本より税金は高額ですが、その分社会保障/福祉が充実しています。
国が責任をもって国民の面倒を見るという姿勢で政策が行われています。
学費や医療費は無料で所得に応じてかなりの額の住宅補助がある国もあります。
年金の額というより生きていくのにかかるお金が少なくて済むというのが最大の特徴です。
税負担が大きくても国がしっかり面倒を見てくれるので不満もなく北欧の国は幸福度ランキングで常に上位です。
投資をしていない
日本人は他の国の人と比べると圧倒的に投資に回す資金の割合が少ないです。
以下金融資産のうち現金・預金が占める割合です。
日本:52.3 %
アメリカ:13.9 %
ユーロエリア:34.6 %
続いて運用資産(株式、投資信託、債券など)の占める割合です。
日本:15.1 %
アメリカ:51.2 %
ユーロエリア:29.7 %
日本人が投資をしていないことが歴然ですね。
ユーロエリアに対して1/2、アメリカに対しては1/4しか投資をしていません。
終身雇用、年功序列で給料アップが当たり前だった時代が長かったのが理由だと思っています。
あとは損をしたくないという国民性もあるんだと思います。
(出典:Bloomberg)
アメリカの代表的な銘柄500社で構成されたS&P500の過去50年のチャートです。基本的には右肩上がりですね。
配当を再投資したと計算すると、過去30年の運用成績は9.89%だそうです。
毎年10%弱の利回りで運用できたということになります。
投資をすれば資産が増える⇒資産が増えるから投資をする⇒株価が上がる⇒投資をすれば資産が増える⇒・・・・
これがアメリカやイギリスでは成り立ってるんだと思います。
投資された資金を使って企業がしっかり利益をあげられているというのもあると思いますが。
(出典:Bloomberg)
こちらは日経平均の過去50年のチャートです。違いが一目瞭然ですよね、、、
過去30年の運用成績はなんと0.1838%だそうです。
全く違いますね・・・
ただ株に関しては、成長銘柄をしっかり選んで下がった時買ってある程度長期で所有していればかなり高い確率で利益を上げられるとは思います。
勉強をしっかりすれば儲けられる可能性を高められます。
そうであったとしても上記のチャートを見てしまうと日本株にだけ投資するというのは怖いですよね。
分散投資がリスクが小さくて確実な投資
日本株に投資するのが怖いからといって投資をしないと老後の資金を捻出することが難しくなります。
少しでも節約して投資に資金を回すことが最初の一歩ですが、資金を捻出出来た後はある程度分散して投資をすることが重要だと思います。
株はできれば日本株と外国株に株以外にも投資をしてある程度は分散すると大きなマイナスを出すことは無くなると思います。
老後のことを考えるととにかく大きな損失を出さずにコツコツ利益を積み重ねることが大事になります。
私は、以下の投資にしっかり分散して資産の拡大を目指そう思っています。
・外貨投資(メキシコペソ・ポーランドズロチ)
・ロボアドバイザー投資
・ひふみ投信
・日本株投資
・仮想通貨(リップル)
アメリカ株が下がったらアメリカの高配当株も購入する予定です。
投資はした方が良い、でも分散しよう!
これが私の老後に向けての投資方針です。